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驚異的な超絶技巧、雄大な音作りで世界中のファンを魅了するカリスマ・ギタリスト、アル・ディ・メオラ。以前にも増して先鋭的な活動を続ける彼が、話題のユニット“ワールド・シンフォニア”と共にブルーノート東京へ登場する! ‘74年チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーに加わり、究極のエレクトリック・ギター・プレイを展開。’80年代にはパコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリンとのスーパー・ギター・トリオでアコースティック・ギターの可能性を探求した。今回の公演ではアコーディオンや打楽器をフィーチャーし、タンゴ、ジャズ、ラテンの要素をブレンドした最新のディ・メオラ・ミュージックを展開。限りなく進化する彼の“現在”を体感したい。
●1954年7月22日、ニュージャージー州ジャージー・シティ生まれのイタリア人。8歳でギターを弾き始め、14、15歳になるとジャズを演奏。’72年にボストンのバークリー音楽大学に入学。同校ではパット・メセニーに師事したりするが、所定のカリキュラムを短期間で修得。わずか半年ほどで退学し、ニューヨークでフリーランサーとして活動し始める。’74年、ディメオラのプレイを聴いたチック・コリアに呼ばれ、オーディションなしで“リターン・トゥ・フォーエヴァー(RTF)”に参加。『銀河の輝映/チック・コリア』で初レコーディング。次にチックの手を借り’76年に初リーダー作『白夜の大地』を制作。驚異的なギター・テクニックでセンセーションを巻き起こす。2枚目の『エレガント・ジプシー』でパコ・デ・ルシアと共演したのを機に、’79年にパコとジョン・マクラフリンと“スーパー・ギター・トリオ”を結成して世界をツアー。ライヴ・アルバムも爆発的ヒットとなる。さらに、自己名義のアルバム制作を進めながら、ポール・サイモンの『ハーツ・アンド・ボーンズ』にソリストとして参加。随所に顔を出すセッションマンとは異なるスタンスで、ギター・ヒーローのポストについた。’80年代は、シンセサイザーに取り組むほか、バンド・ネオンの名手ディノ・サルーシと共演するなど、ワールド系の舞台にも進出。アストル・ピアソラに捧げたアルバムや『リベルタンゴ』などで、タンゴの追求にも没頭。’97年には再結成“スーパー・ギター・トリオ”でも大反響に包まれてきた。それからも、エレクトリック路線、アコースティック路線、その双方の交差点に創意を傾け、ロシアのポップ歌手レオニード・アグーチンとの『コスモポリタン・ライフ』、アンジー・ストーンやメイシー・グレイとの『Vocal Rendezvous』など、ヴォーリストとのコラボレイションでも新味を引き寄せてきた。最新作は、『コンスクエンス・オブ・カオス』(ユニバーサル・ミュージック)と、『Diabolic Inventions and Seduction for Solo Guitar, Volume I, Music of Astor Piazzolla』(Dimeola Production)。再結成“RTF”の『リターンズ〜リユニオン・ライヴ』でも目の覚める快演が聴ける。来日するのは、’06年4月の当店公演以来約4年ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.aldimeola.com/」。
AL DI MEOLA
アル・ディ・メオラ
2010 5.11tue.-5.15sat.
5.11tue.-5.14fri.
[1st] Open5:30p.m. Start7:00p.m.
[2nd] Open8:45p.m. Start9:30p.m.
5.15sat.
[1st] Open5:00p.m. Start6:00p.m.
[2nd] Open8:00p.m. Start8:45p.m.
Al Di Meola(g)
アル・ディ・メオラ(ギター)
Fausto Beccalossi(accordion)
ファウスト・ベカロッシ(アコーディオン)
Kevin Seddiki(g)
ケヴィン・セディキ(ギター)
Victor Miranda(b)
ヴィクター・ミランダ(ベース)
Gumbi Ortiz(per)
ガンビ・オーティス(パーカッション)
Peter Kaszás(ds/per)
ピーター・カザス(ドラムス/パーカッション)
¥8,400(税込)
驚異的な超絶技巧、雄大な音作りであらゆるファンを魅了するカリスマ・ギタリスト、アル・ディメオラ。以前にも増して先鋭的な活動を続ける彼が、最新ヴァージョンの“ワールド・シンフォニア”と共にブルーノート東京に登場する!1954年、米国ニュージャージー生まれ。エルヴィス・プレスリー、ヴェンチャーズ、ビートルズらに影響されてギターを始め、その後ケニー・バレル、タル・ファーロウ、ラリー・コリエル等ジャズ系奏者の影響も受けた。'71年ボストンのバークリー音楽院に入学し、'74年にはキーボード奏者チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーに抜擢された。チック、スタンリー・クラーク(ベース)、レニー・ホワイト(ドラムス)との鉄壁のアンサンブルはジャズ・ロック〜フュージョン界に一時代を築き、ディメオラの名は世界のギター・フリークの間に広まった。'76年からはソロ活動も開始し、ジャコ・パストリアス(ベース)を迎えた『白夜の大地』、スペインの巨匠ギタリスト、パコ・デ・ルシアとの共演を収めた『エレガント・ジプシー』等がベスト・セラーを記録。他の追随を許さない超高速のピッキング、幻想的なハーモニー、卓越したリズム感、美しい音色でシーンのトップに立ち、これまで4度「ギター・プレイヤー」誌のベスト・ジャズ・ギタリスト部門に選ばれている。
'80年代初頭はカルロス・サンタナとのツアーを行い、パコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリンとの“スーパー・ギター・トリオ”でも活動。ライヴ録音『フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ〜スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!』は、アコースティック・ギターの聖典として名高い。また'80年代半ばからはギター・シンセサイザーの分野にも才能を発揮した。
'90年代に入るとグループ“ワールド・シンフォニア”でラテン、タンゴ、フラメンコ、ブラジル音楽、中近東音楽、アフリカ音楽を大々的に導入したサウンドを探求。'96年の作品『ディメオラ・プレイズ・ピアソラ』では伝説のバンドネオン奏者、アストル・ピアソラの楽曲に取り組み、賞賛を浴びた。ワールド・シンフォニアでの活動と並行してジャン・ルック・ポンティ(ヴァイオリン)、スタンリー・クラークとの“ザ・ライト・オブ・ストリングス”でも活動、2008年にはリターン・トゥ・フォーエヴァーの再結成ツアーに参加した。目下の最新作『ライヴ・イン・シアトル・アンド・エルスホエア』も大きな評判を呼んでいる。
イングヴェイ・マルムスティーン、ジョン・ペトルーシ(ドリーム・シアター)、リッチー・サンボラ(ボン・ジョヴィ)等の後進ギタリストに影響を与え、ポール・サイモン、フランク・ザッパ、レス・ポール、スティーヴ・ヴァイ、スティーヴィー・ワンダー、ミルトン・ナシメント、エグベルト・ジスモンチ等、数多くの天才たちとコラボレーションを繰り広げてきたディメオラ。伝説の速弾きにはますます磨きがかかり、サウンドの幅も広がるばかりだ。ヨーロッパやキューバの凄腕ミュージシャンたちと繰り広げられる今回のステージでは、オーディエンスをどんな新しい世界に連れていってくれるのだろうか?エレクトリックとアコースティックのどちらがメインになるのだろうか? どんなモデルのギターを弾いてくれるのだろうか?
ギターの可能性を追求し続ける男、アル・ディメオラ。黄金の指先が奏でる神技を、ぜひ至近距離で体験しようではないか。
Hello to all my fans! I am looking really forward this time to playing with an incredible new group that has never before played in Japan. One that I honestly believe to be the absolute best and original performing group of mine that I have ever had the pleasure to take to your wonderful country! I encourage you all to come out and spread the word on our return visit this time! This version of World Sinfonia has brand new music both acoustic and electric and introduces the most amazing accordian virtuoso and world music musicians from around Europe and Cuba! This blending of Tango, Jazz, latin and classical with heavy world music influences make this to be my crowning achievement in music! See you there!
Love , Al Di Meola
ファンのみなさん、こんにちは。今回、素晴しいメンバーたちと一緒に日本でプレイできるのを、本当に楽しみにしているんだ。彼らと一緒に日本で演奏するのは、初めてなんだよ。本当に、今までの私のグループのなかで絶対的に素晴しくてオリジナルなグループだと思うし、このグループでみなさんの素晴しい国、日本に行けることに、かつてないほどの喜びを感じている。みなさんにはぜひ出かけて、今回の公演についての噂を広めてもらえたら嬉しいよ。今回の“ワールド・シンフォニア”はアコースティックとエレクトリック両方の要素をもった新しい音楽で、メンバーには、驚くべきアコーディオンのヴァーチュオーゾとヨーロッパやキューバのミュージシャンたちがいるんだ。このタンゴ、ジャズ、ラテン、そしてヘヴィなワールド・ミュージックの影響を受けたクラシックミュージックのブレンドが、私の音楽をかつてない高みに至らせてくれたんだよ!皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
愛をこめて、アル・ディ・メオラ