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  マイク・スターン-MIKE STERN
マイク・スターン-MIKE STERNの紹介 特集記事はこちら 映像をCHECK!!

‘80年代初頭、マイルス・デイヴィスの歴史的カムバック・バンドに抜擢。以来、圧倒的なテクニックと幅広い音楽性でシーンを疾走し続けるスーパー・ギタリスト、マイク・スターンが超豪華メンバーと共に登場する。しかも今回は、コンテンポラリー・ジャズ界を牽引し続けるスーパー・トランペッターのランディ・ブレッカー、チック・コリアとの共演でも知られるドラムスの名手デイヴ・ウェックルに加え、ソロ活動でも人気を集めるリチャード・ボナがベーシストとして特別参加。超絶技巧と卓越したグルーヴ感を併せ持つ4人が一同に会したとき、どんなエネルギッシュなプレイが飛び出すか。一音も聴き逃せない白熱の夜になることは明らかだ。


●ギタリストのマイク・スターンは、1953年1月10日マサチューセッツ州ボストン生まれ、ワシントンD.C.育ち。バークリー音楽大学卒業後、ブラス・ロック・グループの先駆“ブラッド・スウェット&ティアーズ”に参加。タイガー大越やビリー・コブハムらのグループを経て’80年にマイルス・デイヴィス・グループに加入。『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』や『スター・ピープル』などの話題作で注目を集めた。’83年に初リーダー作『ファット・タイム』を録音。’86年にアトランティック・レコードと契約を交わし、自己名義の『アップサイド・ダウン・サイド』『タイム・イン・プレイス』『ジッグソー』『オッズ・オア・イーヴンズ』『スタンダーズ』『イズ・ホワット・イット・イズ』などの意欲作を続々と発表。それに前後して、マイク・マイニエリやマイケル・ブレッカーとの“ステップスアヘッド”、ボブ・バーグとの双頭バンドでも活動し、ギタリスト&コンポーザーとしての評価を決定づけた。夫人のレニ・スターンもギタリスト&シンガーとして活躍し、’97年にはギター・メーカーの老舗ギブソン社が「最優秀女性ギタリスト」に選出。ギターのおしどり夫婦としても知られる。その夫人の助言をはずみに、’01年にリチャード・ボナと新機軸の『ヴォイセズ』を発表するとグラミーのノミネートを獲得。続く『ジーズ・タイムズ』でもボナと組み、次の『フー・レット・ザ・キャット・アウト』ではロイ・ハーグローブやミシェル・ンデゲオチェロらと共演し、これもまたグラミーにノミネート。“イエロージャケッツ”の最近作『ライフサイクル』でも大々的にフィーチャーされている。また、’07年はカナダのモントリオール・ジャズ祭で、「マイルス・デイヴィス・アワード」を受賞した。最新作は、来日メンバー全員のほか多彩なゲストを起用した『ビッグ・ネイバーフッド』(ユニバーサル ミュージック)。来日するのは、’09年6月の当店公演以来1年ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.mikestern.org」。


●トランペッターのランディ・ブレッカーは、1945年11月27日、ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。’07年に病没したマイケル・ブレッカーの実兄。高校でトランペットを始めてR&Bやファンクをプレイするうち、マイルス・デイヴィスやリー・モーガンを聴いてジャズに開眼。インディアナ大学でジャズを専攻後、“ブラッド・スウェット&ティアーズ”に参加するためニューヨークへ。弟マイケルと共にホレス・シルヴァーらと活動した。すぐにスタジオ・シーンでも名を上げ、“ドリームス”など実験的グループを経て、74年にマイケルとの“ブレッカー・ブラザーズ”を結成。N.Y.フュージョンの牽引車になった。’80年代は、イリアーヌとの夫妻コンビでもアルバムを発表するほか、ホーン・セクションのファーストコールとして、ジャンルを自在に横断する大活躍。フランク・シナトラからブルース・スプリングスティーンに至るまで、無数のアルバムにクレジットを残してきた。’90年代は“ブレッカーズ”を再結成してグラミーを初受賞。’97年には『イントゥ・ザ・サン』で個人名義のグラミーも初受賞。以来、アコースティックとエレクトリック、スモール・コンボとラージ・アンサンブルを股にかけた広角打法で、第一級の折り紙に磨きをかけてきた。マイケル存命中の兄弟共演作『サム・スカンク・ファンク』で2部門のグラミーを受賞し、自身の『ランディ・イン・ブラジル』でも同賞を獲得している。最新作は、ポーランドの交響楽団との大作『Nostalgic Journey: Tykocin Jazz Suite』(Summit Records/海外盤)。前妻イリアーヌとの愛嬢アマンダ・ブレッカーは、シンガーとして活躍中。ブルーノート東京に出演するのは、’09年6月以来1年ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.randybrecker.com/」。


●ベーシストのリチャード・ボナは、1967年10月28日西アフリカのカメルーン生まれ。首都ドゥアラのジャズ・クラブで演奏を続け、経営者のコレクションにあったアルバム『ジャコ・パストリアスの肖像』を聴き、ギターからベースに転向。’90年に単身でパリに渡った。’95年の終わりにニューヨークに移ると瞬く間に頭角を現し、ザヴィヌルの『マイ・ピープル』の録音に加わり世界ツアーにも同行。さらに、ハリー・ベラフォンテの音楽監督兼バンド・リーダーも務めた。’99年に初リーダー・アルバムを発表。以来、マイク・スターンやランディ・ブレッカーらのアルバムで卓越したプレイを繰り広げ、’00年はデヴィッド・サンボーンやジョー・サンプルらと“S.S.B.B.バンド”を組み世界ツアー。それに前後して、NHKテレビの『みんなのうた』用に日本語詞による「風がくれたメロディ」をギタリストの中村善郎と共作。’02年はパット・メセニーのラヴ・コールを受け、グラミー受賞作『スピーキング・オブ・ナウ』に参加し世界ツアーにも同行。’03年はフランス・ヴァーヴに移籍し『ムニア〜ザ・テイル』をリリース。自身のバンドのほか、マイク・スターンや渡辺貞夫のツアーでもたびたび来日。’06年の『ティキ』がグラミーにノミネートされ、生まれ育った村の様子や私生活を追ったドキュメンタリーDVD『アフリカン・テイル』も発表。ブダペストで収録した『ライヴ』でも高評に包まれた。最新作は、インドとニューヨークで録音した『ザ・テン・シェイヅ・オブ・ブルース』(ユニバーサル ミュージック)。来日するのは、’08年10月の当店公演以来約1年半ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.bonatology.com/」。


●ドラムスのデイヴ・ウェックルは、1960年1月8日、ミズーリ州セントルイス生まれ。6歳でドラムを始め、12歳から本格的にプレイ。大学ではジャズ・フュージョン系のグループで活動した。’80年代はじめにニューヨークに出るとすぐに認められ、スタジオ・ミュージシャンとして活躍。ピーター・ゴードンの“フレンチ・トースト”やミシェル・カミロ・トリオなどを足がかりに持ち場を広げていった。’86年にはチック・コリアの“エレクトリック・バンド”のレギュラーになると同時に、マイク・スターンほか数多くのレコーディングに参加。’90年に初リーダー作『マスター・プラン』を出してから、自らのバンドでもアルバム制作を続けてきた。器楽のセッションが大半を占めるものの、サイモン&ガーファンクル、ナタリー・コール、ピーボ・ブライソン、マイケル・フランクスらの歌伴録音もあり、数曲をプレイしただけのアルバムも数え上げると、参加アルバムの数は200枚を超える。最新作は通算10枚目になる『マルティプリシティ』(ビクターエンタテインメント)。キーボード奏者のジョージ・ホイッティと始めたニュー・プロジェクトは、ホーム・ページから楽器別でダウンロードできる。ブルーノート東京に出演するのは、’09年6月以来1年ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.daveweckl.com/」。


MIKE STERN BAND
featuring RANDY BRECKER,
RICHARD BONA & DAVE WECKL
マイク・スターン・バンド
フィーチャリング・ランディ・ブレッカー、
リチャード・ボナ&デイヴ・ウェックル


2010 6.1tue.-6.6sun.


公演時間

6.1tue.-6.4fri.
 [1st] Open5:30p.m. Start7:00p.m.
 [2nd] Open8:45p.m. Start9:30p.m.
6.5sat., 6.6sun.
 [1st] Open5:00p.m. Start6:00p.m.
 [2nd] Open8:00p.m. Start8:45p.m.


メンバー

Mike Stern(g)
マイク・スターン(ギター)
Randy Brecker(tp)
ランディ・ブレッカー(トランペット)
Richard Bona(b)
リチャード・ボナ(ベース)
Dave Weckl(ds)
デイヴ・ウェックル(ドラムス)


Mike Stern - Big Neighborhood

ランディー・ブレッカー, Wlodek Pawlik Trio & The Podlasie Philharmonic Orchestra - Nostalgic Journey - Tykocin Jazz Suite

Richard Bona - The Ten Shades of Blues



チャージ料金表

¥8,400(税込)


スターン+ボナ。人気スター2人の技がぶつかりあう、コンテンポラリー・ジャズ〜フュージョン・ファン垂涎のステージ

年に1度、必ず日本のファンの前で最高のプレイを聴かせてくれるマイク・スターン。1曲10分、時には20分かけて燃え上がるパフォーマンスは、ライヴならではの興奮に満ちている。彼の公演はリピーターが多いことでも知られ、毎年、全ステージを制覇しているギター・フリークもいるほどだ。しかも今回は、ベースに人気者リチャード・ボナの参加が決定。いつもよりさらにエモーショナルなライヴが繰り広げられることは間違いない。ブルーノート東京で、スターンとボナが最後に共演したのは2004年のこと。その後、ボナはソロ活動にウエイトを移し、現代トップのベーシスト&シンガー・ソングライターとして世界的な評価を獲得した。約6年ぶりのクラブ・セッションで、巨匠の域に達したスターンと今をときめくボナがどんなプレイを聴かせてくれるのか。いちベーシストに徹したボナが、どんな技を繰り出すか。スーパー・セッションという言葉を超えた、夢のステージが待ち遠しい。


 
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電話番号
2010 6.1tue.

1ST
1.TUMBLE HOME
2.KT
3.WISHING WELL
4.WHAT MIGHT HAVE BEEN
5.SAMAOUMA
6.CHATTER
7.BIG NEIGHBORHOOD

2ND
1.COUPE DE VILLE
2.AVENUE B
3.THAT'S ALL IT IS
4.STILL THERE
5.SAMAOUMA
6.TIPITINA'S
7.BIG NEIGHBORHOOD

【ALBUMS】
-MIKE STERN-
"WHO LET THE CATS OUT ?"
Mike Stern - Who Let the Cats Out?
"BIG NEIGHBORHOOD"
MIKE STERN - Big Neighborhood

-RANDY BRECKER-
"34TH N LEX"
Randy Brecker - 34th N Lex
"NOSTALGIE JOURNEY -TYKOCIN JAZZ SUITE-"
Randy Brecker, Wlodek Pawlik Trio & The Podlasie Philharmonic Orchestra - Nostalgic Journey - Tykocin Jazz Suite

-RICHARD BONA-
"THE TEN SHADES OF BLUES"
Richard Bona - The Ten Shades of Blues
"TIKI"
Richard Bona - Tiki

-DAVE WECKL-
"HARD-WIRED"
Dave Weckl - Hard-Wired
"MASTER PLAN"
Dave Weckl - Master Plan