BlueNote TOKYO
ARCHIVE 2009/03

2009/03/12

OSCAR CASTRO NEVES - - セレソン・ボサノ...

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oscar castro neves leila penheiro airto moreira アイアート モレイラ ブラジル bossa nova ボサノヴァ ボサノバ セレソンwidth=



- セレソン・ボサノヴァ


サッカー王国のブラジル、国の代表チームは通称・”セレソン”(Seleção Brasileira de Futebol)と呼ばれてます。

4月のブルーノート東京に集うメンバーはまさにボサノヴァ・アーティストの代表格....
巨匠・オスカー・カストロ・ネヴィスを中心に、パウロ・カラザンス(ピアノ)、マルセロ・マリアーノ(ベース)、マルコ・ボスコ(パーカッション)、スペシャル・ゲストにあのアイアート・モレイラとレイラ・ピニェイロというまさにセレソン de ボサノヴァ。

ボサノヴァ生誕50周年祭はまだまだ終わりません!



☆ OSCAR CASTRO-NEVES

1940年生まれ。10代の頃から音楽活動を始め、ジョニー・アルフ、カルロス・リラ、エリス・レジーナ等をサポート。ピアニスト、アレンジャー、作曲家としても数多くの名盤に携わり、ミュージシャン、ファン双方からの限りない尊敬を集め、そのあたたかな人柄も特に人望が厚い。
'80年代には、セルジオ・メンデスと活動を共にした時期もあり、
当店公演は、トゥーツ・シールマンスとの共演、ソニア・ローザとの共演にて過去に登場。
兄は同じくミュージシャンのマリオ・カストロ・ネヴィス、親戚にはカーレース・ドライバーのエリオ・カストロ・ネヴィス、そして、ルイス・アウグスト・デ・カストロ・ネヴィス駐日ブラジル大使。

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● ♪ Waters of March (Águas de Março)

ラムゼイ・ルイスがホスト役のあの番組・LEGEND OF JAZZ 出演時の映像。
(ベースはリー・リトナーや渡辺貞夫さんの公演出演でもおなじみ、いつも笑顔がまぶしいジャンピング・ベーシストのご存知 ABE さん)






☆ AIRTO MOREIRA

1941年生まれ。13歳からドラマーとして活動し、“サンバランソ・トリオ”、“クアルテート・ノーヴォ”等で演奏。その後ウェザー・リポートやリターン・トゥ・フォーエヴァーに在籍、ジャズ〜フュージョン系打楽器奏者としても不滅の名声を得る。そのアヴァンギャルドなソロは唯一無二。
クラブ・ジャズでは神様的な存在。フローラ・プリムとの夫婦バンドでの活躍も有名。


♪ (song - unknown : percussion solo)
今回は、ドラマーとして参加ですが、おそらくこのようなパフォーマンス・シーンも飛び出すのでは。






☆ LEILA PINHEIRO

’82年にソロ・デビューを果たし、瞬く間に評価を集めた超実力派。伸びやかな歌声、深い表現力、多彩なレパートリーから“エリス・レジーナの再来”とも呼ばれ、イヴァン・リンスや渡辺貞夫など、数多くのアーティストを魅了している。

♪ Serra do Luar - Ao Vivo



MADELEINE PEYROUX - - 個性派ヴォーカリ...

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マデリン・ペルー MADELEINE PEYROUX width=



MADELEINE PEYROUX : 個性派ヴォーカリスト、待ち望まれたブルーノート東京・出演



2004年発表・前作のアルバム『ケアレス・ラブ』が世界中で100万枚以上のヒット、多くの方より出演を望む声をお聞きしてました。そして、2009年5月、そのマデリン・ペルーが待望の出演決定です。
5月の第3週のブルーノート東京、どこかノスタルジック、ヨーロッパの雰囲気漂う音楽観、たくさんの個性的な要素をもつ才能に出会います。




● ♪ "Bare Bones" EPK
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本年2月リリース、待望の新作Electric Press Kit。
このすばらしい個性と才能は、21世紀のビリー・ホリデイ、女性版レナード・コーエン、新型ジョニ・ミッチェル、いえ、どれにもあてはまらない新種のアーティストかもしれません。







● ♪ A Little Bit
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こちら↑のアルバムを目にされたことのある方は多いはず。全世界100万枚のヒット『ケアレス・ラヴ』より。ヨーロッパの日常風景がさりげなく美しい。







● ♪ I'm All Right
こちらも、前作のアルバムより。白黒の世界がまた絶妙です。




2009/03/10

'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , CLAUDIA ACUNA - - report : CLAUDIA...

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- report : CLAUDIA ACUNA


チリ出身の歌姫、クラウディア・アクーニャがブルーノート東京で公演中です。

スタンダード・ナンバーもポップ・チューンもオリジナル曲も自由自在、歌詞のある曲(英語、スペイン語)もそうでない曲も見事に歌いこなす彼女はジャズ界になくてはならない存在です。ルシアーナ・ソウザ、グレッチェン・パーラト、レベッカ・マーティン、シンシア・スコットなど、近年のニューヨーク・ジャズ・ヴォーカル・シーンは百花繚乱ですが、それでもクラウディアの地位は揺るぎません。

サックス奏者で評論家のドン・ヘックマンは「20代で初めてアメリカに来たというのに、どうして彼女はこんなにジャズを知り尽くしているのだろう」と驚き、伝説的ジャズ・シンガーであるアビー・リンカーンも「クラウディアは過去の偉大なシンガーたちに連なる存在である。なぜなら、彼女には他の誰にも真似できない独特のヴォイスがあるからだ」と絶賛しています。

2002年には小曽根真トリオのライヴにゲスト出演したクラウディアですが、今回は自己のバンドでの登場です。ぼくはクラウディア聴きたさに、海外出張の日程を繰り上げて帰国いたしました。

この日のステージは、4月に発売されるアルバム『En Este Momento』からのレパートリーが中心。つまりぼくたちは、CD発売よりもひと足早く新作からのナンバーを満喫できたわけです。スペイン語と英語を使い分けながら、クラウディアは力強く、伸びのあるアルト・ヴォイスを響かせます。彼女が取り上げる曲は自作もスタンダード・ナンバーも本当にメロディアスです。メキシコ生まれのボレロ「Cuando Vuelva A Tu Lado」を歌ってくれたのも嬉しかったですね。この歌、アメリカに渡って「What A Difference A Day Makes(Made)」と改題され、ダイナ・ワシントンが英語で歌って世界的に流行するのですが、クラウディアはスペイン語と英語の両方を用いて、まるでメロディをいつくしむようなアプローチでシットリと聴かせました。もとから持っていたスケールの大きさが、さらに深まり、広がったという印象を抱かせてくれました。

しかもこのステージ、バック・メンバーも充実しています。カホン(主にフラメンコで使われる箱状の打楽器)をドラム・セットに仕込んで、スティックと手の両方で巧みにヴォーカルを盛り立てるヤヨ・セルカのプレイにも目と耳を奪われましたし、才人ピアニスト、ジェイソン・リンドナーの参加も適材適所というしかないものでした。ぼくがジェイソンに初めて魅了されたのは、チック・コリアのレーベル‘ストレッチ’から発表されたアルバム『Premonition』を聴いたときでした。なんとスケールが大きくて風通しのいい音楽を作るピアノ奏者であり作曲家なのだろうと思ったものです。それ以降も彼は『Live UK』、『Live At The Jazz Gallery』と、驚くような力作を発表しづけています。

これからライヴにいらっしゃる方は、クラウディアの歌声はもちろんのこと、バンドのアンサンブルもぜひしっかり楽しんでいただければ幸いです。クラウディア・アクーニャ・バンドの魅力を、どうか味わい尽くしてください!
(原田 2009/3/9)





JOSHUA REDMAN - - 男のサックス道

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joshua redman ジョシュア・レッドマン サックス 男の生き様 width=

JOSHUA REDMAN : 男のサックス道


現代最高峰のサックス・プレイヤーの1人として名を挙げられる機会の多いジョシュア・レッドマン。
近年の活動は、まるでサックス・プレイヤー人生に勝負がかかっているかのような勢いにも見受けられる、サックス+ベース+ドラムのみという無骨な編成、つまりは飾り気のない、言い換えればごまかしのきかないスタイルに取り組んでいます。
前作『バック・イースト』、そして今月18日に国内盤発売予定『コンパス』、2作連続にてその姿勢がうかがえますが、勝負がかっているように見えるとはいえ、その雰囲気は人生がけっぷちというものではまるでなく、むしろその勝負、かけひきを満喫している様子すら漂うものです。

一見専門的分野のごとくジャズの複雑な世界に取り組んでいるかのようではありましたが大間違い、テナーサックスの音色による "コンパス" が、まだ見ぬ彼らの音世界へ誘ってくれることでしょう。

どのような新境地を見せてくれるのか、約2年ぶりのジョシュアの登場に期待が高まります。

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ジョシュア・レッドマン
『コンパス』
(ワーナーミュージック, 3/18 発売) → Joshua Redman - Compass





● こちらは、以前の編成・Joshua Redman Elastic Band feat. Sam Yahel & Brian Blade - ♪ Jazz Crimes







● ジェームス・カーターとの"競演" ♪






● またいつか近い将来実現してほしい顔合わせ:with Brad Mehldau, Christian McBride & Brian Blade





● スティーヴィー・ワンダーとの共演 ! 豪華 : "Duke Ellington Tribute"



JANE MONHEIT - - ゴールデン・ウィ...

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jane monheit ジェーン モンヘイト モンハイト width=



ゴールデンウィークは、ジェーン・モンハイトと


● ご存知、 ♪ Cheak to Cheak






● グウィネス・パロトロウ出演、♪ Over the Rainbow







● w/ マイケル・ブーブレ ♪ I Won't Dance







● ビッグバンド・サウンドにも映えます ♪ The Man with The Bag




FOURPLAY - - オバマ大統領就任...

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オバマ大統領就任式に参加しました

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ネイサン・イーストご本人より頂きました、オバマ大統領就任式の時のひとこま。
超豪華な顔ぶれが集いました式典前のパフォーマンス、映像もチェックしてみてください。
( 3:53 ネイサン、ちらっと登場。このような豪華式典での演奏依頼を受けるとは、さすがです)




2009/03/09

'11 BNT : What's Happenin' ! , CLAUDIA ACUNA - - see you next tim...

CLAUDIA ACUNA - see you next time !


本日公演最終日。
終了後、ドレッシング・ルームにご本人が残して帰られたメッセージ。

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See you next time, Claudia !
新譜が4月発売予定(ユニバーサルミュージック)、こちらも楽しみです。



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