BlueNote TOKYO
ARCHIVE 2009/07

2009/07/21

TANIA MARIA - - ジャズ + ファン...

TANIA MARIA-タニア・マリア

TANIA MARIA-タニア・マリア width=



TANIA MARIA : ジャズ + ファンク + サンバな夏


タニア・マリアが久々、ブルーノート東京に帰ってきます。
かつて、"こんな強いタッチのピアノを弾く女性アーティストは見たことない!"
と、当時の担当・サウンド・エンジニアを驚嘆させた迫力のプレイ、
活動の拠点をアメリカ、フランスへと変遷し、ジャズ、ファンク、サンバ、ボサノヴァを独自の世界を創造し発展させたスタイル、
ワン・アンド・オンリーのブラジル出身シンガー・ソングライター、ピアニストである事は間違いありません。

すべてのジャンルのファンを魅了する公演は、真夏の東京・南青山 & 丸の内2クラブで開催です。
特別企画も是非ご利用ください。



● 代表曲、♪ Don't Go






● ♪ Come with me (live)






● ♪ au Duc des Lombards






● LIVE AT JAVA JAZZ FESTIVAL 2005






● ♪E.Carnaval



2009/07/20

DIANE SCHUUR - - 太陽のごとく

DIANE SCHUUR-ダイアン・シューア

DIANE SCHUUR-ダイアン・シューアwidth=



DIANE SCHUUR : 太陽のごとく



ダイアン・シューアのステージにて必ず起こる事、
それは、ダイアン(通称・ディードル)がピアノから立ち上がり、ステージを去る時の大喝采。。。。印象的なシーンです。

カサンドラ・ウィルソン、ダイアン・リーヴスと並ぶ世界3大フィーメール・ジャズ・ヴォーカリストに数えられて久しい彼女の登場を心待ちにしていた方は多いはず。
8月のサンサンと輝く太陽のごとく情熱的かつ壮快なステージ、
その開演はもうすぐです。




●♪Love Dance /




● ♪The Very Thought Of You




● Maynard Ferguson and Diane Schuur






● GRP All - Stars Live _ Reverend Lee _ featuring Diane Schuur




● OTHERS ....
- Diane Schuur  ♪ Louisiana Sunday Afternoon
http://www.youtube.com/watch?v=DAE9Stw2vmU




- Diane Schuur & the P.R. Heineken Big Band  ♪ Deedles Blues
http://www.youtube.com/watch?v=AJWxOHV-Isc



2009/07/15

小曽根真 - ☆ P+M映像 : 小曽...

blog_02.jpg

☆ 小曽根真 featuring NO NAME HORSES


日本が世界に誇るピアニスト・小曽根真率いる NO NAME HORSES、ブルーノート東京に参上。
ジャズ界きっての凄腕が集まった“夢のビッグ・バンド”の迫力、これは映像にて御伝達などもはや不可能。
The Super Horses in the house、
7/20 mon まで、体感してください!







7/14 Tue - 7/20 mon (7/23 thu - off)
MAKOTO OZONE featuring NO NAME HORSES



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , 小曽根真 - - report : MAKOTO ...

blog_04.jpg
MAKOTO OZONE-小曽根 真


原田和典の公演初日リポート:小曽根真 featuring NO NAME HORSES



日本ジャズ界きっての凄腕が集まった“夢のビッグ・バンド”、小曽根真 featuring NO NAME HORSES。通算3枚目となる最新作『ジャングル』では、ラテン・フレイバーを大きく取り入れて、また新しい一面を聴かせてくれました。このアルバムを耳にしたら、誰もが、収録曲をライヴで思いっきり浴びてみたくなることでしょう。

オープニングの「B&B」から、クラブ内はカーニバルとフェスティバルが一緒になったような大騒ぎです。切れ味ばつぐんの小曽根のピアノと豊かなホーン・アンサンブル、怒涛のリズムが一体となって迫ります。客席からは手拍子や掛け声が沸き起こり、まるでビッグ・バンドとオーディエンスが共同でひとつの音楽をつくりだしているかのようです。

加えてソリストが、またすごい。ぼくが見た初日のファースト・セットでは、小曽根のほか、中川英二郎(トロンボーン)、池田篤(アルト・サックス)、奥村晶(トランペット)、近藤和彦(アルト&ソプラノ・サックス)、中村健吾(ベース)等のアドリブがフィーチャーされました。彼らのゴリゴリのプレイにラテン・リズムが絡み合うさまは、実にエキサイティングであると同時に、どこか妖艶です。キューバ出身のサックス奏者、パキート・デリヴェラの推薦で加わったパーカッション奏者パーネル・サトルニーノのプレイも、さすがというしかないものでした。

途中、ピアノ、ベース、ドラムスで演奏された「OP-OZ」(中村健吾のオリジナル)も含む、約90分のステージ。途中でテンポがどんどん変わる曲もあるし、あっと驚くような“仕掛け”も多いです(エリック宮城の書き下ろし「LA VERDAD CON LOS CABALLOS」における怒涛の展開には開いた口がふさがりませんでした)。しかしそれを余裕タップリに楽々とこなし、オーディエンスを笑顔にするのがノー・ネーム・ホーシズのすごさ。嬉しさを隠せないといった感じのメンバーの表情からも、彼らがどれほど、このバンドでプレイすることを楽しみにしているのかが伝わります。

セカンド・セットでは、遊びに来られていた塩谷哲さんの飛び入りがあったようですね、見たかったです。。。
テクニック、楽しさ、エンタテインメント性を併せ持った、本当に素敵な音楽集団。小曽根真 featuring NO NAME HORSESのライヴは20日まで続きます。
(原田 2009/7/14)

7/14 Tue - 7/20 mon (7/23 thu - off)
MAKOTO OZONE featuring NO NAME HORSES

MAKOTO OZONE-小曽根 真



2009/07/11

MARCOS VALLE - ☆ P+M映像:MARCOS...

☆ パフォーマンス (P) + メッセージ(M) 映像 : MARCOS VALLE


ブラジリアン・グルーヴ・マスター、マルコス・ヴァーリが登場!
'70年代から独自の世界を切り開いてきたグルーヴの師範によるステージは 7/13 mon まで。

● MARCOS VALLE 7/10 fri - 7/13 mon



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , MARCOS VALLE - - report : MARCOS ...

マルコス・ヴァーリ-MARCOS VALLE



原田和典の公演初日リポート:MARCOS VALLE


ブラジルを代表するグルーヴ・マスター、天下一品のメロディ・メイカーであるマルコス・ヴァーリが、ここ「ブルーノート東京」に夏を運んできてくれました。

オープニングからいきなり、あの大ヒット・ナンバー「SAMBA DE VERAO」(サマー・サンバ)。本当に惜しげもなく、“定番”登場です。マルコスの世界に、最初の1小節で引き込まれます。前半はポルトガル語、後半は英語で。どっちの言葉が乗っかっても、軽やかさは少しも変わることないのは、この曲がとことん素敵なメロディだからでしょう。マルコスは本当に“いい曲”を書きます。しかもそれを今日まで、半世紀近くも続けているのですから(ルックスは本当に若々しいのですが)、その才能と留まることのない精進には、あっぱれという言葉しか見当たりません。

マルコスは曲によってフェンダー・ローズ、キーボード、ギターを弾きながら歌います。これがまた、ものすごくリズミカルなのです。あるときは歌に寄り添うように、またあるときは歌に相槌を打つように、マルコスのプレイが響きます。特にフェンダー・ローズの音色は絶品でした。マルコスがコード(和音)をそっと抑えると、音楽全体に、なんともいえない甘みが増します。“メロウ”というフレーズは、こういうときにこそ使うものなのだろうと、ぼくは思いました。

ラテン・テイスト満載の「BRASIL × MEXICO」における白熱したソロのやりとり、「CRICKETS SING FOR ANAMARIA」という別名でもおなじみの「OS GRILOS」、「BATUCADA」(セルジオ・メンデスのパフォーマンスでも有名ですね)など、名曲の大盤ぶるまいが続きます。個人的にはディスコ時代の作品というイメージがある「A PARAIBA NAO E CHICAGO」も、すっかりシックに衣替えされ、これもまた粋でした。

名曲の数々を、それを作った本人の自作自演で、しかも手の届くような距離で味わう。
こんな贅沢なひとときは、そうあるものではありません。
(原田 2009/7/10)

● MARCOS VALLE
7/10 fri - 7/13 mon


マルコス・ヴァーリ-MARCOS VALLE



2009/07/07

'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , PHAROAH SANDERS - - report : PHAROAH...



原田和典の公演初日レポート : PHAROAH SANDERS

PHAROAH SANDERS ファラオ・サンダース


「夏の大三角形」が光り輝く夜に、巨星ファラオ・サンダースが炸裂しました。

“ジョン・コルトレーンの後継者”、“スピリチュアル・ジャズの王者”、“クラブ・ミュージックのカリスマ”など、いろんなキャッチフレーズで親しまれているファラオ。彼はファン層が広いことでも知られています。先日もぼくは動画サイトで、彼の「LOVE IS EVERYWHERE」が、日本のエレクトロ系グループの曲にサンプリングされている音源を発見しました。もちろん違和感まったくなし、ファラオ・サウンドにジャンルの壁はありません。

「YOU’VE GOT TO HAVE A FREEDOM」、
「THE CREATOR HAS A MASTER PLAN」、
「PRINCE OF PEACE」
などなど、多数の定番があるのもファラオの強みです(ぼくがダントツで好きなのは「THE LIGHT AT THE EDGE OF THE WORLD」です)。どの曲が演奏されるかは、当 日、ステージ上でファラオ自身の意思によって決められます。数多いレパートリーから、そのときの気分で演目が選ばれていくのです。

ぼくが見た初日のファースト・セットは意外や意外、バラードから始まりました。
ファラオのライヴの一発目というと、激しいブロウものというイメージが個人的には強いのですが、このときの1曲目は「THE GREATEST LOVE OF ALL」。
確かモハメド・アリのドキュメンタリー映画の挿入曲で、ジョージ・ベンソンが歌っていたはずです(ホイットニー・ヒューストンのヴァージョンも有名です)。ファラオは’87年のアルバム『A PRAYER BEFORE DAWN』の中でこの曲をカヴァーしていました。それをいきなり生で聴けるとは、なんだかいきなりすごい贈り物をもらったような気分です。

次はメンバー全員のロング・ソロをフィーチャーした「LAZY BIRD」。
恩師ジョン・コルトレーンの曲です。コルトレーン自身の演奏は名盤『BLUE TRAIN』に収められていますが、そこでテーマ・メロディを吹いているのはコルトレーンではなく、トランペット奏者のリー・モーガン。なのでテナー・サックスで聴くこの曲の旋律は実に新鮮です。ファラオとは20年以上のつきあいになるウィリアム・ヘンダーソンのピアノも力強いものでした。

続いては、スタンダード・ナンバーの「A NIGHTINGALE SANG IN BERKELEY SQUARE」。ローランド・カークやデクスター・ゴードンも演奏した、しみじみしたメロディを持つ1曲です。ファラオの美しいロング・トーンが深い余韻を残します。

バラードから一転、次の「JUST FOR THE LOVE」はアップ・テンポのブルースです。
コルトレーンが最初の奥さんであるファニータ(回教徒名ナイーマ)に捧げた曲ですね。コルトレーンの書いたなかでも、おそらくは最も通好みであろうナンバーを持ってくるあたり、さすがファラオというしかありません。

ラストはお祭り気分いっぱいの「AFRICAN HIGH LIFE」。
ファラオは途中、「THECREATOR HAS A MASTER PLAN」の歌詞を歌ったり、ダンスをしたり、ごきげんです。そして最後の最後にサックスのキーをパタパタと動かしてパーカッションのような音を出し、笑顔のままステージから去っていきました。

とにかく何が飛び出すかわからないのがファラオのライヴです。皆さんの聴きたいあの曲は、本日、演奏されるでしょうか。

7/7 Tue. 、七夕 x 満月。。。。今宵、ファラオのパフォーマンスはいかに。。。?
(原田 2009/7/6)


7/6 mon - 9 thu
PHAROAH SANDERS
ファラオ・サンダース-PHAROAH SANDERS width=


PHAROAH SANDERS ファラオ・サンダース



<<前のページへ 123