BlueNote TOKYO
ARCHIVE 2009/10

2009/10/31

JOE SAMPLE - ☆ メッセージ from...


☆ JOE SAMPLE TRIO からのメッセージ


本日 10/31 sat.
当店発行フリーペーパー "JAM" 次号の特集のためのインタビュー取材に応じてくれたジョー・サンプル。
その取材を終えた直後のメッセージが届きました。





● 11/1sun.-11/5thu.
JOE SAMPLE TRIO



2009/10/28

DAVE KOZ - ☆ P+M映像 : DAVE ...

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☆ DAVE KOZ featuring JONATHAN BUTLER


盛り上がり最高潮!D.コーズとJ.バトラー共演の様子はこちら。

ご本人コメント「ニホンヲ、アイシテマス」、
最高のエンターテイナー2人による心のこもったステージは 10/31Sat. まで!



● 10/27tue.-10/31sat.
DAVE KOZ featuring JONATHAN BUTLER



'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , DAVE KOZ - - report : DAVE KO...

デイヴ・コーズ-DAVE KOZ
デイヴ・コーズ-DAVE KOZ


公演初日リポート:DAVE KOZ featuring JONATHAN BUTLER


今週のブルーノート東京は、まさしく“スター・タイム”です。

あの「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に輝く全米屈指のエンターテイナー、デイヴ・コーズのステージが繰り広げられているのですから。
しかもスペシャル・ゲストにジョナサン・バトラーが参加しています。ジョナサン・バトラー・・・ご存知でしょうか。’80年代後半に彗星のように登場した南アフリカ出身のギタリスト/シンガーです。「LIES」というヒット曲で名を轟かせました。
そのふたりが2009年秋、東京のクラブで出会う。嬉しいじゃありませんか。

オープニングはデイヴがこよなく尊敬するグローヴァー・ワシントンJr.の当たり曲「JUST THE TWO OF US」。デイヴとジョナサン、楽屋を出たところからいきなり楽器をプレイし、客席を通ってステージにあがります。マイクの前に立ったジョナサンは、あの魅力的な声で、あの甘い歌詞を歌います。そこにそっとテナー・サックスでオブリガート(合いの手)を入れるデイヴ。この1曲で二人は全オーディエンスの心を掴んでしまいました。

あとはもう、響きに身を任せるのみです。ライヴではおなじみの振り付けがついた「HONEY-DIPPED」、そして「TOGETHER AGAIN」とめくるめく世界が続きます。デイヴはテナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックス(いわゆるカーヴド・ソプラノ)を持ち替えながら、激しいアクションも交えてブロウします。「MOON RIVER」では、客席を練り歩いてオーディエンスの目前でメロディを演奏しました。お客さんにとって、この瞬間は永遠に忘れられないものになるに違いありません。

もちろんジョナサンを大きくフィーチャーしたパートもありました。“15年ぶりに来たんだ。当時は髪の毛も黒かったし、やせていた。いまじゃ3人の父親で、孫もいるんだよ”といいながら彼が歌い始めたのは、ボブ・マーリーの「NO WOMAN NO CRY」。まさしく絶唱でした。そしてお約束の「LIES」は客席とのコール&レスポンスを交えて聴かせてくれました。

我が国でのライヴでは必ず日本の曲を演奏するデイヴですが、今回は「赤とんぼ」を披露。そこから「YOU MAKE ME SMILE」になだれ込み、このステージは大団円を迎えました。YOU MAKE ME SMILE・・・たしかにデイヴとジョナサンはクラブじゅうを笑顔で満たしてくれたのです。
(原田 2009/10/28)


● 10/27tue.-10/31sat.
DAVE KOZ featuring JONATHAN BUTLER



チコ&ザ・ジプシーズ-CHICO & THE GYPSIES


2009/10/27

'12 Bloggin' BNT by 原田和典 , JOE SAMPLE - - review : JOE SAM...

チコ&ザ・ジプシーズ-CHICO & THE GYPSIES
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公演レビュー : JOE SAMPLE TRIO

ジョー・サンプルが「ブルーノート東京」に帰ってきます。
今回は、クルセイダーズではありません。自己のトリオで、アコースティック・ピアノをタップリ聴かせてくれます。

ピアノ、ベース、ドラムスの、いわゆるピアノ・トリオという編成は、日本のジャズ・ファンに最も人気のあるバンド形態だといわれています。が、サンプルのピアノ・トリオ作品は、その豊富なキャリアに対して少なすぎるほどです。

1969年、ヨーロッパ・ツアーの途中で吹き込まれた『ファンシー・ダンス』が、彼の最初のピアノ・トリオ作品でした。クルセイダーズ(当時はジャズ・クルセイダーズと名乗っていました)とは一味もふた味も違う、激しいアコースティック・ピアノの演奏を味わうことができます。同時期のサンプルは、ボビー・ハッチャーソン(この8月、当店に登場したヴィブラフォン奏者です)のバンドでも活動していました。硬派なサウンドを追及していたハッチャーソンからの影響もあるのでしょう、非常に力強いタッチで、前のめり気味なまでにバリバリと弾きまくるサンプルが『ファンシー・ダンス』には捉えられています。

続くピアノ・トリオ作品は、‘75年に吹き込まれた『ザ・スリー』です。当時のクルセイダーズは『スクラッチ』、『チェイン・リアクション』などの歴史的名盤を次々と生んでいた時期。サンプルはフェンダー・ローズ(エレクトリック・ピアノの一種)の名手として評価を確立していました。が、『ザ・スリー』では、レイ・ブラウン(ベース)、シェリー・マン(ドラムス)という大ベテランをバックに、「サテン・ドール」等のジャズ・スタンダードを演奏。アコースティック・ジャズ・ピアニストとしての持ち味を全開しています。

今回の来日公演がどうなるのかは正直言って予想がつきません(事前に予想がつくライヴなど意味がない!)。が、グルーヴの鍵を握る重要人物が、このトリオにはいます。ドラムスのジョニー(ジョン)・ヴィダコヴィッチです。彼のドラムスをクラブで聴けるというだけで、この公演に参加することを決めているファンも、きっと数多いと思います。ジョニーはそれほど、ドラム・フリーク垂涎の存在なのです。ニューオリンズで生まれた彼がこれまで共演してきたアーティストにはネヴィル・ブラザーズ、ジョニー・アダムス(その滑らかな歌声から“褐色のカナリア”と呼ばれました)、プロフェッサー・ロングヘア、ジェームズ・ブッカー、ドクター・ジョン、ジョージ・ポーターJr.(元ミーターズ)、ジョン・スコフィールド、モーズ・アリソンといった錚々たる顔ぶれが並びます。

ジョニー・ヴィダコヴィッチの躍動的なドラムスを得て、サンプルのピアノがどう舞い、踊り、飛翔するか。開演が待ちきれません!
(原田 2009/10/26)


● 11/1Sun.-11/05 Thu.
JOE SAMPLE TRIO



2009/10/22

JOE SAMPLE - : キラめくフレーズ

ジョー・サンプル-JOE SAMPLE

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JOE SAMPLE TRIO : キラめくフレーズをご堪能あれ


ジョー・サンプルが、今回はピアノ・トリオでの登場を果たします。
The Crusaders の一員としての数々の名曲・名演、フェンダー・ローズやウーリッツァーでの演奏でこの方の右に出る方はいないと言われますが、じつはピアノでのパフォーマンスにてもっともこの方の魅力的な要素が現れます。

一瞬のジョーらしい叙情的なキラめくフレーズ、ソロのプレイの中で必ず現れます。
その瞬間はまさに、流れ星を目にした気分になります。




● 名曲 ♪ Melodies Of Love by The Crusaders






● George Benson & Joe Sample






● 最高!The Crusaders & Randy Crawford - Street Life (part1)





2009/10/21

CHUCHO VALDES , 特別インタビュー - - Interview : CHUC...

CHUCHO VALDES



exclusive interview : CHUCHO VALDES


10代の頃からキューバ音楽シーンの先端に立ち、’70年代に入ると 超絶ユニット“イラケレ”で世界進出。今なおワン&オンリーの音楽性に磨きをかけ続けるスーパー・ピアニスト、チューチョ・バルデスに話を聞きました。
先日の公演で魅了してくれた、限りなく広い変幻自在な音の世界観を解析してみようではありませんか。

→ パフォーマンス&メッセージ映像はこちらから


Q. 1
チューチョさんにとって、ピアノとはどういう存在なのでしょうか?

☆ CHUCHO VALDES(以下、☆CV):
El piano es un instrumento muy completo.No es un instrumento de percusión pero es un instrumento de cuerdas percutidas, o sea, la percusión se produce cuando el martillo golpea las cuerdas.El piano es un instrumento grandemente armónico y melódico pero también rítmico. Si quieres convertirlo en un instrumento rítmico además puedes unir las melodías, las armonías y el ritmo.
En el caso de los pianistas cubanos, que tenemos raíces africanas y hemos estudiado, la pedagogía europea del piano, aplicamos todo lo que es melodía, arnmonía pero acompañado también de mucho ritmo y de mucha polirrítmia.
El piano es un instrumento donde, por ejemplo yo en mi caso, he aprendido a llevar los toques de las congas, de los timbales, de los tambores batá y mucha combinación de muchas inversiones que yo mismo he hecho de porirrítmia a base de ritmos del piano, pero siempre llevan base armónica y base melódica. Y siempre no se toca de forma percutida, a veces sí y otras se toca el piano melódica y armonicamente, pero también se mezcla.
:
ピアノは完璧な楽器です。打楽器ではなく打絃楽器、つまり弦をハンマーで打つことによって音を発するからです。ピアノはとりわけハーモニーとメロディーの楽器ですが、同時にリズム楽器でもあります。メロディーとハーモニー、そしてリズムとが三位一体になっています。
キューバのピアニストにはアフリカ民族の血が流れています。そしてヨーロッパの教育法も習得していますので、メロディーやハーモニーを重視していると同時に、入り組んだポリリズム、多様なリズムを取り入れています。
私に関して言うと、コンガ、ティンバレス、そしてバタ・ドラムの奏法を覚えたので、ピアノのリズムを基本としながらも、それらを様々に転回してポリリズムを作り出し、組み合わせます。しかしながら、常にハーモニーとメロディーを土台としています。いつもパーカッシブに演奏するのではなく、時にはメロディーやハーモニーを重視しつつ、またそれらをミックスしてピアノを弾きます。

CHUCHO VALDES

→ パフォーマンス&メッセージ映像はこちらから


− ピアノとの出会いについて教えて下さい。

☆ CV:
En mi casa, cuando yo abrí los ojos al mundo, habia un piano que tocaba mi padre, que toca mi padre Bebo Valdés. Entonces fue el primer instrumento que yo ví, fue mi primer juguete. Yo toco el piano desde los 3 años de edad, según la historia que hace mi papá, yo empecé a tocar el piano. ¡Ya a tocar el piano!, a los 3 años de oido, de escucharlo a él. Después comencé mis clases y mi preparación en la escuela de música clásica.
:
私が生まれて目を開いた時、家にはピアノがありました。私の父、ベボ・バルデスが弾いていたピアノです。つまり私が生まれて初めて見た楽器がピアノで、また、私の最初のおもちゃでもありました。父によると、父の演奏を聴いて覚えて、3歳の時にはピアノを弾いていたそうです!その後、クラシック音楽の学校で勉強するようになりました。


Q. 2
尊敬するミュージシャン、影響されたミュージシャンは?

☆ CV:
Hay muchos músicos que respeto, es una lista muy larga, ¿no? Entre los músicos cubanos y los músicos de todas partes.Entre los cubanos está Ernesto Lecuona, fantástico, de los más grandes pianistas cubanos. Está Bebo Valdés, que es mi papá, Cervantes, Saumell, Frank Férnandez, Jorge Lúis Prats, que son los clásicos cubanos y los jovenes talentos como Rolando Luna, Harold López-Nussa y muchos otros jovenes pianistas que no puedo decir todos, ¿no?
En el ámbito del mundo clásico o llamado clásico del piano desde niño fui a ver conciertos de Rubinstein en el Liceo Horowitz, que era mi ídolo en eso mundo, en esa época que yo era un niño. Hoy admiro a esos y a otros nuevos jovenes talentos del piano y en el jazz, bueno, la primera gran influencia que yo escuché fue Art Tatum, Teddy Wilson, Hank Jones, Bud Powell, Thelonious Monk, Tristano.Esa fue mi infancia entre Art Tatum, Monk y Bud Powell y después, bueno ya cuando era más joven empezé a escuchar a McCoy Tyner, Bill Evans, Chick Corea, Keith, Herbie. Herbie para mí es uno de los grandes pianistas, Herbie Hancock, y uno de mis favoritos en un capítulo aparte, siempre tuve una influencia grande de Dave Brubeck. Brubeck influenció mucho en mi carrera musical también. Hay otros también pero bueno digo los más...
:
すごく長いリストになりますが・・・・エルネスト・レクオーナはキューバのピアニストの中で最も素晴らしい。そして父のベボ・バルデス。セルバンテス、サウメル、フラン・フェルナンデス、ホルヘ・ルイス・プラッツなどは、キューバのクラシック界において尊敬できます。
いわゆるクラシック音楽、またクラシック・ピアノというジャンルに関しますと、幼い頃にホロヴィッツ協会で行われたルービンシュタインのコンサートに行き、幼少期の私のアイドルとなりました。ジャズ・ピアニストで最初に影響を受けたのはアート・テイタム、テディ・ウィルソン、ハンク・ジョーンズ、バド・パウエル、セロニアス・モンク、レニー・トリスターノです。その後、青年時代にはマッコイ・タイナー、ビル・エヴァンス、チック・コリア、キース・ジャレット、ハービー・ハンコックを聴くようになりました。ハービーは大好きな、そして偉大なピアニストの一人です。その他に長年大きな影響を受けてきたのはデイヴ・ブルーベックです。他にも挙げたいミュージシャンはたくさんいるのですが、これ位にしておきましょう。

CHICK COREA

→ CHICK COREAの公演詳細はこちらから


Q. 3
'60年代、あなたの青年時代のジャズとの出会いについてのお話を伺いたいのですが。

☆ CV:
En los 60 yo estaba escuchando mucho a Horace Silver, Art Blakey y The Jazz Messengers y después Miles Davis Quintet, Cannonball Adderley, John Coltrane, Billl Evans, Wynton Kelly, eso es lo que yo estaba oyendo en los 60 y a McCoy. No habian discos pero conseguiamos algunos discos.
:
60年代に良く聴いていたのは、ホレス・シルヴァー、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ、それからマイルス・デイヴィス・クインテット、キャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、ウィントン・ケリーなど、後はマッコイも聴いていました。レコードを入手するのは大変でしたがそれでも何枚か見つけて持っていました。


Q. 4
キューバは60年代に経済封鎖を受けていましたが・・・米国文化に触れることができたのですね。

☆ CV:
Sí pero los marineros nos traián los discos, del cualquier lugar del mundo de los marineros.
¿Cómo se dice en inglés marineros? Seamen, sí, seamen los traián y entonces podiamos así seguir hasta que se pudo seguir oyendo.
Pero también los escuchaba por radio, shortwave, “The voice of American jazz hour”. Un programa por onda corta, el programa de jazz de la voz de los Estados Unidos. Por onda corta, shortwave, el locutor se llamaba Willis Cannover. A través del radio escuchabamos los programas.
:
世界中の船乗りがレコードを運んでいたのです。船乗り(marinero)のことは英語で何て言いましたっけ?シーメン、そうシーメンがレコードを持ち込んでくれて、私たちも音楽を聴くことができたのです。
それから「ザ・ヴォイス・オブ・アメリカン・ジャズ・アワー」という短波放送です。アメリカのジャズ番組で、DJはウィリス・キャノヴァー。このラジオ放送を聴いていました。


− キューバに電波は届いたのですか?

☆ CV:
Sí, si queda cerca, muy carca Jajajaja...
:
もちろん、アメリカと近いからね。


Q. 5
ご家族について、きかせていただけますか? お父さんのベボ・バルデスはもちろん、息子さんもピアニストですね?

☆ CV:
Tengo todos músicos. Mi padre es el primer músico en la familia. El segundo soy yo, el tercero mi hermana Mayra Caridad, Después de Mayra Caridad está Chuchito, Después está Emilio, otro de mis hijos y después está Leyanis. Emilio es drummer, Leyanis que es tremenda pianista.Sí, tiene ahora 28, Leyanis. Estudió piano clásico en Italia, toca jazz y toca muy bien, y entonces Jessy. Jessy es mi hijo que él sigue a Leyanis. Tiene 25 años. Es drummer y el más pequeño tiene 2 años. Pienso que va a tocar el piano. ¡Ah! y mi madre es cantante. Ella vive, esta vivita. Mi madre, 89 cumplió. Es la mamá que enseñó a cantar a Mayra.Sí, es una suerte y mis padres vivos es una bendición, es un privilegio.
:
家族は皆ミュージシャンです。父は家族で最初のミュージシャンでした。その次が私で、三番目が妹のマイラ・カリダです。その後に(息子の)チュチート、次の息子のエミリオ、レジャニスと続きます。エミリオはドラマーで、レジャニスは素晴らしいピアニストです。現在28歳です。イタリアでクラシック・ピアノを学び、ジャズも演奏しますがすごく良いですよ。レジャニスの次の息子はジェシーで、25歳です。彼もドラマーです。一番下は2歳なのですが、たぶんピアニストになると思います。ああ!母親は歌手です。今も生きていて、89歳になりました。マイラは母親から歌を教わりました。今も両親が健在ということをとても幸運に思います。スペシャルなことですね。

CHUCHO VALDES


− ルバルカバ一家もそうですが、キューバにはなぜこんなに音楽一家が多いのでしょうか。

☆ CV:
Es genético. Los genes, o sea, pienso que se hereda a traves de los genes. No es que papá dice, tienes que estudiar música, es que el niño ya le gusta la música porque ve a su papá y viene con eso.
:
おそらく遺伝により継承されるのだと思います。親が「練習しなさい!」と押し付けるからではなく、親の姿を見ることによって、子供が音楽を好きになるのだと思います。


− 多くのキューバ人ミュージシャンが海外で活躍していますが、あなたは今でもキューバ在住です。

☆ CV:
si yo trabajo en todos los lugares del mundo y en mi caso, a mi me gusta estar con mi familia y entonces yo tengo mi familia en cuba. My family is in Cuba. My mother is in Cuba, my sons, my sister is in Cuba. I love my family.
:
私も世界中で活動していますが・・・家族と一緒に暮らしたいですからね。私のファミリーはキューバにいます、母も、息子たちも、妹も。私は家族を愛しているんです。


Q. 6
「ジャズ」という言葉を聞いて、何を連想しますか?

☆ CV:
¿Por Jazz?
Libertad. Freedom, es el equivalente. Jazz es libertad.
:
ジャズ?自由。フリーダム。これらはイコールで表せます。ジャズとは自由のことです。


− 10年後、ジャズはどうなっていると思いますか?

☆ CV:
No, que siga forever, forever. Y seguirá por siempre.
:
永遠に、いつまでも続くでしょう。

CHUCHO VALDES


− コンセプトは変わらずに続くのですか?

☆ CV:
Pueden cambiar los conceptos. El jazz siempre ha ido cambiando los conceptos por etapas. El jazz ha tenido sus etapas de cambios pero sigue siendo jazz, y por supuesto las generaciones que vienen proximas van a quedar nuevos conceptos sobre el jazz, pero sigue siendo jazz. Libertad de improvisación, de pensamiento, de tocar, de abrir la mente hasta donde tú puedas llegar. Lo máximo.
:
コンセプトは変わることもあります。ジャズは時代によってコンセプトを変化させてきました。ジャズは時代ごとに変容しながらも、ジャズはジャズであり続けています。もちろん新しい世代が来るとジャズには新しいコンセプトが生まれてきますが、常にジャズであることには変わりません。
インプロビゼーション、考え方、弾き方、精神を開放するのは限りなく自由です。


− チューチョさんはご自身について、あなたが連想された "ジャズ・ミュージシャン" とお考えですか?

☆ CV:
Yo soy músico.
Y soy jazzista. ¡Fíjate como te digo! Porque no solamente toco jazz.
I am a musician and I am a jazz player, but I play classical too and I play cuban music, popular too, but I am a Jazz player too but I am a musician. Completo, dicen. Jajajajaja!
:
私はミュージシャンであり、そしてジャズ・プレイヤーです。今、言ったことを注意して考えて下さい!私はジャズだけを演奏しているわけではなく、クラシック、キューバン、ポピュラーも演奏するミュージシャンです。つまり全て揃っているのです。ハハハハ・・・!

CHUCHO VALDES


Q. 7
キューバの国立交響楽団との共演アルバム『Canto A Dios』( Factoria Autor/海外盤)をリリースされましたが、今後のアイディア、夢を教えていただけますか?

☆ CV:
Tengo la idéa de, además de mi cuarteto, ¿no? Hacer los conciertos con la orquesta sinfónica y mi cuarteto juntos. Ya hicimos el disco, hicimos concierto en Buffalo, United States, La ciudad de Buffalo, la sinfónica de Buffalo. La sinfónica de Buenos Aires también, en argentina, en el teatro Colón.
:
そのCDを、コンサートで表現したいですね。オーケストラとのコンサートは、アメリカのバッファローでバッファロー交響楽団と、アルゼンチンのコロン劇場でブエノス・アイレス交響楽団と実現できました。今度はキューバの交響楽団とのコンサートを実現したいです。もうレパートリーの準備はできています。

CANTO A DIOS


Q. 8
10年後、あなたの音楽はどのような方向へ向かっていると思いますか?

☆ CV:
Para cuando venga, 10 años después? No sé, porque todos los días se me ocurre algo diferente, Jajajajaja. I think every day different things. I don’t know 10 years after. Muy lejos, long!!
:
分かりません。毎日新しいアイディアが浮かぶからね、ハハハハ・・・毎日違うことを考えているから、10年後はどうなっているかなんて、あまりにも遠すぎて分かりません。


Q. 9
共演したいミュージシャンはいますか?
☆ CV:
Yo escucho a Makoto Ozone hace muchos años. Desde el dueto Makoto Ozone y Gary Burton. El disco de Makoto Ozone y Gary Burton, long time ago, fantastico. Makoto Ozone, Great Player, fantastico, muy bueno.
:
小曽根真は、何年も前から聞いています。小曽根真とゲイリー・バートンとの共演作の頃から、ずいぶん前ですよね。ファンタスティック!マコト・オゾネはグレート・プレーヤー、素晴らしい。


− 彼と共演したいですか?

☆ CV:
Sí, ¿por que no? Sí. Un dueto. Come on Makoto, Jajajajaja....
El es un gran músico, lo admiro mucho.
:
もちろん。デュオでね、カモン・マコト、ハハハハハ・・・・
彼は偉大なミュージシャンですね、驚かされます。


Q. 10
若手ミュージシャンに、アドバイスをお願いいたします。

☆ CV:
Mi pensamiento de la música es que hay dos formas de ser músico. Una es vivir de la música, y la otra en vivir para la música, o sea, yo desde que nací, mi mayor privilegio es ser músico, porque es lo que más me gusta y entonces he vivido siempre para hacer música. Sobre todo, me disfruto en cualquier sentido tocar el piano, escribir música, ensayar, trabajar, hacer conciertos y lo que si aconsejo, ¿no?
A los que quieren ser músicos, es que es un compromiso grande que se tiene que llevar hasta el final de la vida. Es un compromiso con uno mismo primero y después con el público que te escucha, entoncés debe ser muy estudioso y tratar de dar siempre lo mejor. Nunca parar, no puedes parar para poderte sentir bien, dar lo mejor que tú puedas y hacerle llegar a las personas que te oyen con respeto lo mejor que tú puedas hacer.
:
ミュージシャンには2つの使命があります。一つは“音楽で生きる”こと、もう一つは“音楽のために生きる”ことです。私がこの世に生を受けて授かった最高の特権はミュージシャンであることです。音楽はこの世で最も好きなことであり、私は常に音楽をするために生きてきました。とにかく私はどんな意味においても、ピアノを弾くこと、練習すること、音楽で仕事をすること、コンサートを行うことで喜びを感じているのです。
ミュージシャンになると決めたら、それを最後まで貫くというのが大きな約束事です。それは第一に自分自身に対しての約束であると同時に、演奏を聴いてくれる観客に対しての約束です。ですので、猛練習をしなくてはならないですし、いつでも最善を尽くすように努力しなくてはいけません。自身が納得できるために突き進まなくてはなりません。演奏を聴いてくれる人々に誠意を持って自身が出来る限りのことを目指さなくてはなりません。

ROBERTO FONSECA

→ ROBERTO FONSECAの公演詳細はこちらから


Q. 11
音楽を通して人々に伝えたいことは?

☆ CV:
Bueno, yo voy a repertir una frase que dijo un cubano hace muchos años que se llama José Martí.”La música es el alma de los pueblos”. Es el lenguaje universal. Un pueblo sin música, es un pueblo sin alma, pero todos los pueblos tienen música así que todos los pueblos tienen alma.
:
その昔、キューバのホセ・マルティという人が言ったフレーズを挙げます。「音楽は民衆の魂である」。これは世界共通の言語です。音楽を持たない民衆は、魂を持っていないということ。しかし世界中どこでも音楽があるので、どの民衆にも魂があるということです。


Q. 12
最後に、11月に「ブルーノート東京」に出演するあなたの’60年代からの盟友、パキート・デリヴェラについてメッセージをお願いします。

☆ CV:
Quiero decir una sola cosa sobre Paquito. Quiero que se lo digan a Paquito También, esto que yo digo, que ustedes se lo digan verbalmente y se lo digan por escrito. Paquito D’Rivera es el músico más completo del planeta tierra, es un genio. Es el más grande genio que yo he conocido. Y para mi fue un honor haber tocado junto a Paquito.
:
パキートについて言いたいことは一つです。私がこれから言うことは、口頭と文章との両方であなたたちからもパキート本人に伝えて下さい。パキート・デリヴェラは、宇宙一完璧なミュージシャンです。天才です。私が今まで知った誰よりも天才です!パキートと一緒に演奏できたということは、私にとって名誉あることです。

PAQUITO D'RIVERA

→ PAQUITO D'RIVERAの公演詳細はこちらから


Q. 13
今回公演にいらして頂いた方、また、来られなかった方へのメッセージはありますか?

☆ CV:
A los que vinieron les digo que ojalá les haya gustado el trabajo que hemos expuesto aca, que hemos tocado, ojalá que les haya gustado, pienso que si porque han aplaudido mucho.
Los que no han podido escuchar, entonces le digo al Blue Note, que nos vuelvan a traer el año que viene para que esas mismas personajes no puedan escuchar entonces... ¡Jajajajaja!
:
今回公演に来てくれた方々へ― 私たちの演奏を気に入ってくれたことを願います。大きな拍手をしてくれたので、おそらく気に入って頂いたとは思いますが。
また、今回来られなかった方へ― ブルーノートにお願いします。来年またぜひ呼んで下さい。そうしないと、素晴らしい私たちの演奏をもう聴くことができなくなりますよ、ハハハハハ!







◆ CHUCHO VALDES
 official web site : http://www.valdeschucho.com/



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CHICO & THE GYPSIES - ☆ P+M映像 : CHICO...

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☆ CHICO & THE GYPSIES


チコ&ザ・ジプシーズのパフォーマンス&メッセージ映像をUP!
至上のジプシー・ショウは 10/24 Sat. まで。







● 10/20tue.-10/24sat.
CHICO & THE GYPSIES



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