PEABO BRYSON - ☆ メッセージ映像 ...
☆PEABO BRYSON with special guest REGINA BELLE
ピーボ・ブライソン・ウィズ・スペシャル・ゲスト・レジーナ・ベル公演に
現在出演中の、ピーボ・ブライソンからメッセージが届きました!
公演は1.31sun. まで。
●1.27wed.-1.31sun.
PEABO BRYSON with special guest REGINA BELLE
☆PEABO BRYSON with special guest REGINA BELLE
ピーボ・ブライソン・ウィズ・スペシャル・ゲスト・レジーナ・ベル公演に
現在出演中の、ピーボ・ブライソンからメッセージが届きました!
公演は1.31sun. まで。
●1.27wed.-1.31sun.
PEABO BRYSON with special guest REGINA BELLE
公演初日リポート:ROBERTO FONSECA
ひとつの雄大な物語に立ち会っているような気分になりました。
最初はごくおごそかに始まり、徐々に加速し、最後は飛びきりのファンキー・ナンバーでクラブ中を興奮の渦に巻き込む。そのコントラストがたまりません。ちょっと品のない表現になってしまいますが、この日のロベルト・フォンセカ・グループは間違いなく、オーディエンスを手玉にとっていました。
ぼくがロベルトの演奏を初めて聴いたのは確か第1回目の「東京JAZZ」でした。大ベテラン・シンガー、オマーラ・ポルトゥオンドとの共演は蒸し暑い野外スタジアムを涼しくしてくれました。音楽のために設営された会場ではないので音響はいまいちでしたが、それでもロベルトのピアノは美しく、際立ったサウンドを発していました。「このピアノ・タッチをぜひ音のいいライヴで味わいたい」と思ってから数年、待ったかいがありました。今、目の前でロベルトがピアノを弾いています。プレイもルックスも、以前よりずっと貫禄がつきました。“注目のニュー・スター”から真のスターへ、彼は見事な脱皮を果たしたのです。
大ベテランのハビエル・サルバがメンバーの一員だったことに驚いた方も多いでしょう。元イラケレの看板ミュージシャンです。ロベルトは彼のグループで本格的にデビューを果たしました。そして今、ハビエルはロベルトのグループにいます。この“師弟共演”が日本にいながらにして聴けるとは、キューバ音楽ファンならずとも興奮せずにはいられません。アルト・サックス、ソプラノ・サックス、クラリネット、フルートを持ち替えながら熱演するハビエルと、微笑みを顔いっぱいにうかべてサポートするロベルト。ふたりの表情を見比べているだけでも、なんだか暖かな気分になってきます。
ぼくの見たファースト・セットでは8曲が演奏されましたが、どれも大きな声援を受けていました。お客様に「なにが一番よかったですか?」と訊ねたら、たぶんキレイに票が8等分されるはずです。そのなかであえて1曲あげさせていただくなら、ぼくは「EL RITMO DE TUS HOMBROS」を選びます。魅力的なメロディとリズムがロベルト・フォンセカ・グループは、「イキのいい音を思いっきり聴きたい」というすべてのファンを喜ばせることでしょう。
(原田 2010/1/24)
● 1.24sun.-1.26tue.
ROBERTO FONSECA
SLY STONE : 七変化
『毎日楽しい。トニーと Rufus は最高さ。」
とにかく、毎日楽しそうなスライさん、いつもニコニコ、
今、音楽へのエネルギーに満ち溢れ、 食欲も旺盛、
昼間はゆったりとくつろぎ、夜のステージのため毎日集中力をたくわえているそうです。
"ソウル・ファンク界のみならず音楽界の世界遺産"、
その強烈なステージでの雄姿を写真でレポートです。
公演初日リポート:RUFUS featuring SLY STONE
ルーファス、そしてスライ・ストーン。ファンクの2大伝説が、ここ東京でステージを共にしています。考えれば考えるほど、信じられないことです。
プログラムはまず、ルーファス単独のパフォーマンスから始まります。いまなおチャカ・カーン在籍時代の人気が圧倒的に高いルーファスですが、現在のヴォーカル陣の充実ぶりこそ、はっきりいって史上最高といっていいのではないでしょうか。4人の女性シンガーいずれもリード・ヴォーカルOK、コーラスばっちりという超実力派揃いなのです。とくに、前回の登場でも客席を沸きに沸かせたマダム・ディーの絶好調ぶりには耳が吸い寄せられました。マダムの熱唱を聴くと、まず誰もが並外れた声量に圧倒されることと思いますが、もちろん彼女はただの大声シンガーではありません。抜群のリズム感、ピアノ〜フォルテの絶妙なコントロールを伴った上での、岩をも崩すようなシャウトなのです。グループの中心人物であるトニー・メイデンとケヴィン・マーフィーは、本当に得がたい歌い手を見つけたものです。
「TELL ME SOMETHING GOOD」、「SWEET THING」、各シンガーをフィーチャーしたシットリ系のメドレーなどなど、もう何もいうことはありません。
やがてバンドが「DANCE TO THE MUSIC」のイントロを演奏します。いよいよお待ちかね、スライ・ストーンの登場です。2008年に彼がスライ&ザ・ファミリー・ストーンを率いて来日したとき、誰もが自分の目を疑ったはずです(日本に来ることはもちろん、カムバック不能であるとすら思われていたのですから)。ぼくもその公演を目撃しましたが、実際のところ“動くスライ”を観て興奮しているうちに時間が経ってしまった、というのが正直なところです。したがって今回は、つとめて落ち着いて楽しもうと心がけたのですが、やっぱりどうしても冷静にはなれません。みんな彼の再来日を待っていたのでしょう、オーディエンスの盛り上がりも爆発的です。スライは確実に前回より調子を取り戻しているように思いました。ルーファスのサポートも、スライに対する敬意が感じられるものでした。
ルーファス&スライ。前代未聞の両者のコラボレーションは、日を追うに従って、さらにファンキーでタイトになってゆくことでしょう。
(原田 2010/1/16)
● 1.16sat.-1.23sat.(1.18mon.OFF)
RUFUS featuring SLY STONE
☆RUFUS featuring SLY STONE
ルーファス・フィーチャリング・スライ・ストーン公演のパフォーマンス
& メッセージ映像をアップしました!
“キング・オブ・ファンク” “生ける伝説”として
2008年にスライ&ザ・ファミリー・ストーンで奇跡の初来日を果たしたスライが、
“古くからの友人で、地球上でもっともファンキーなギター・プレイヤー”
と語る盟友、トニー・メイデンとキーボードのケヴィン・マーフィー率いる
人気ソウル&ファンク・バンド、ルーファスととともにブルーノート東京に出演中。
新たなファンクの伝説が生まれる瞬間を、どうぞお見逃し無く!
公演は1.23sat. まで。
●1.16sat.-1.23sat.(1.18mon.OFF)
RUFUS featuring SLY STONE
公演初日リポート:JOHN TROPEA BAND
featuring ANTHONY JACKSON, LOU MARINI, CHRIS PALMARO & CLINT DE GANON
名手、ジョン・トロペイがニューヨークの仲間たちを連れてブルーノート東京に戻ってきました。
彼は'60年代から第一線で活躍するギタリスト。デオダート、ジェームス・ブラウン、ポール・サイモン、ロバータ・フラック等、数多くのミュージシャンのレコーディングやセッションに参加しています。'70年代から'80年代にかけては、いわゆるフュージョン・ブームを牽引するプレイヤーのひとりにも数えられていました。
今回の演奏は、フュージョン時代の緻密なアレンジを踏襲しつつ、よりジャム・セッション的なくつろいだ味わいを強調したもの、といえばいいでしょうか。ファンク、R&B、サンバ、4ビート・ジャズなどの要素が曲によって散りばめられていきます。カヴァー曲のアレンジにもトロペイならではのセンスが光りました。マーヴィン・ゲイの「LET'S GET IT ON」では、原曲のエロチックな雰囲気を保ちつつも、メロディを絶妙にフェイク。変拍子を効果的に用いた「FREEDOM JAZZ DANCE」もステージの大きなハイライトとなりました。
共演メンバーの中では、サックスのルー・マリーニがトロペイに迫る活躍ぶりでした。そうです、あの映画『ブルース・ブラザーズ』に登場していた長身のサックス奏者、“ブルー”ルー・マリーニです。このステージでは、テナー・サックスのほかにカーヴド・ソプラノ(アルト・サックスを小さくしたような形状)も吹き、「Take Me Back to the Ol' School」ではトロペイと共にソウルフルなヴォーカルも披露してくれました。
5人のトップ・セッションマンが、お気に入りの曲を次々と演奏する。そこには、気取りや気負いはちっともありません。力の抜けた日常のサウンド、それがクラブで味わえるのは本当に素敵なことです。
(原田 2010/1/13)
● 1.13wed.-1.15fri.
JOHN TROPEA BAND
featuring ANTHONY JACKSON, LOU MARINI, CHRIS PALMARO & CLINT DE GANON