LEE RITENOUR & MIKE STERN with THE FREEWAY JAM BAND
featuring SIMON PHILLIPS,JOHN BEASLEY & MELVIN DAVIS
豪華な顔ぶれがそろった貴重な公演は、2/10thu. に幕を降ろしました。
なお、この公演の模様は、後日 BS フジにて放映&DVDリリース予定。
【ON AIR 情報】
『LEE RITENOUR & MIKE STERN LIVE at BLUE NOTE TOKYO』
今回の放送日時: 2011年3月27日(日)18:00〜18:55
http://www.bsfuji.tv/top/pub/music_ritenour_stern.html
最終日 1st show は、なんと布袋寅泰さんが飛び入り!
後世まで語り継がれる "ブルーノート東京・飛び入り列伝" に、新たな1ページが刻まれました。
*** 布袋寅泰さん飛び入りパフォーマンスの放送予定はありません。
【マイク・スターン、最強メンバーとの再来日決定!】
● 2011 6.8wed.-6.11sat.
MIKE STERN BAND featuring RANDY BRECKER, RICHARD BONA & DENNIS CHAMBERS
公演初日リポート:KYLE EASTWOOD @COTTON CLUB
この2月11日から14日にかけて、ブルーノート東京ではカイル・イーストウッドのグループがステージを飾ります。ここでは、2月9日におこなわれたコットンクラブ公演をレポートさせていただきましょう。
メンバーはエレクトリック・ベースと変形ウッド・ベース(別名CZECH-EASE)を弾くカイル、トランペットのグリーム・フラワーズ、サックスのグリーム・ブレヴィンス、キーボードのアンドリュー・マコーマック、ドラムスのマーティン・ケインという、ファンにはおなじみの面々。皆、黒のコスチュームで統一しています。まるでファッション雑誌のモデルのようなメンバーたちですが、やはりひときわ光るのがカイルのハンサムぶりです。といっても優男というイメージではなく、なんともいえない逞しさ、骨太さを感じさせます。ますます父親クリント・イーストウッドの若い頃に似てきたな、という感じを個人的には受けました。
演奏曲は、春にリリースが予定されている新作からのナンバーを中心に、これまでの人気レパートリーや大ヒット映画「硫黄島からの手紙」のテーマ曲「LETTERS FROM IWO JIMA」を織り交ぜたもの。「SAMBA DE PARIS」、「CAFÉ CALYPSO」、「MARCIAC」など、当日演奏された曲名を並べるだけでも、近年のカイルの目指している方向性が伝わってくるようです。かつて『メトロポリタン』というアルバムを発表したカイルですが、彼の音楽に対する意欲はジャンルや国籍を超えて広がるばかりです。今度のニュー・アルバムも、多彩な響き、さまざまなリズムを集めたものになっていることは間違いないことでしょう。
新作発表前に、そこに収められているナンバーがいち早く聴けるのはライヴの場に足を運んだオーディエンスだけが味わえる喜びです。カイルは何年もの間、このバンドを大切に育て、サウンドをまとめあげてきました。ロマンティックでメロディアスなカイル・イーストウッドの音楽。バレンタイン・デイにふさわしい響きが、ここにあります。(原田 2011/2/9)
● 2.11 fri. - 2.14 mon. BLUE NOTE TOKYO
KYLE EASTWOOD
- St. Valentine's Day -
公演リポート:LEE RITENOUR & MIKE STERN with THE FREEWAY JAM BAND featuring SIMON PHILLIPS,JOHN BEASLEY & MELVIN DAVIS
@MOTION BLUE YOKOHAMA
2月4日の関東地方は、とても気持ちのよい気候でした。きくところによると、3月並みの暖かさだったそうです。
そんな暖かいさなか、沸騰するように熱いライヴが「モーション・ブルー・ヨコハマ」で繰り広げられました。東西フュージョン〜コンテンポラリー・ジャズを代表するスター、リー・リトナーとマイク・スターンの共演です。ロサンゼルスを拠点とするリトナー、ニューヨークを拠点とするスターンが一緒にライヴで演奏するのは、まさしくこの「モーション・ブルー・ヨコハマ」が、文字通り最初のことでした。しかしふたりは十数年前からの友人であり、会うごとに「いつか共演したいね」と話し合っていたそうです。しかし人気者の二人だけに、なかなかスケジュールの調整がつかず、今の今までライヴが延び延びになっていた、というわけです。
オープニングはジェフ・ベックの名曲「FREEWAY JAM」から始まりました。リトナーのCD『シックス・ストリング・セオリー』でふたりが共演していた曲ですね。もちろんライヴということもあって即興度は倍増、アドリブ・パートも目いっぱいとりながら演奏が進みます。リトナーのソロではスターンが、スターンのソロではリトナーがバッキング(伴奏)をつけるのですが、これがまた絶妙な按配でソリストのプレイに絡みます。お互いを笑顔で見つめながら、ものすごい速さでギターをかきならす両者に、客席のいろんなところから歓声や掛け声が沸き起こります。
次に演奏した「LAY IT DOWN」は、CDではリトナーとジョン・スコフィールドとの共演曲でした。それをリトナーとスターンの共演で聴くというのも、このライヴならでは、といえます。ふたりは決して「俺が、俺が」というプレイをしません。互いのプレイにすかさず反応しながら、演奏をよりエキサイティングな方向に高めてゆきます。今回のステージに際し、あえて“フリーウェイ・ジャム・バンド”というユニット名を名乗ったのも、単なるギター・バトルではなく、メンバー5人全員が作り出す“バンドの音”を楽しんでもらいたいという意向があるのでしょう。たしかに、ジョン・ビーズリーのキーボード、メルヴィン・デイヴィスの7弦ベース(ギターより弦が多いのです)、サイモン・フィリップスのドラムスも、ふたりのギタリストに負けず劣らずの存在感を示していました。ザ・フー、TOTO、ジェフ・ベック等と演奏してきたカリスマ・ドラマー、サイモンの超絶技巧と巨大なドラム・セットをクラブ規模の会場で見ることができるのも、公演の大きな魅力のひとつです。
フリーウェイ・ジャム・バンドは本日「コットンクラブ」で公演し、7日から「ブルーノート東京」に登場します。今度この5人がいつ顔を揃えるか、まったく予想がつきません。ぜひ来日公演に足を運んで、彼らのバンド・サウンドを満喫していただけたらと思います。
● 2.7mon.-2.10thu. BLUE NOTE TOKYO
LEE RITENOUR & MIKE STERN with THE FREEWAY JAM BAND featuring SIMON PHILLIPS,JOHN BEASLEY & MELVIN DAVIS
☆ LEE RITENOUR & MIKE STERN with THE FREEWAY JAM BAND
featuring SIMON PHILLIPS,JOHN BEASLEY & MELVIN DAVIS
ブルーノート東京での公演に先駆け、
2.4 fri. にモーション・ブルー・ヨコハマで行われた、
リー・リトナー&マイク・スターン・ウィズ・ザ・フリーウェイ・
ジャム・バンド・フィーチャリング・サイモン・フィリップス、
ジョン・ビーズリー&メルヴィン・デイヴィスの
パフォーマンス&メッセージ映像をアップしました。
ブルーノート東京にはいよいよ2.7mon. から登場! 4日間の公演です。
●2.7mon.-2.10thu.
LEE RITENOUR & MIKE STERN with THE FREEWAY JAM BAND
featuring SIMON PHILLIPS,JOHN BEASLEY & MELVIN DAVIS
公演初日リポート:PEABO BRYSON with special guest CHANTÉ MOORE
1年で最もロマンティックな時期であるバレンタイン・シーズンに、今年もピーボ・ブライソンはラヴ・ソングの花束を持ってきてくれました。「ピーボのライヴを見なければバレンタインの来た気がしない」と、息せききってこの公演に駆けつけた常連ファンのみなさんも多いのではないでしょうか。
もちろんオープニング・ナンバーでは恒例の“全員握手”がおこなわれます。全米No.1ヒットを持つグラミー・ウィナー、大スターのピーボが、客席をくまなくまわって握手してくれるのです。その大きく暖かい手には、彼がいままで身につけてきたさまざまな音楽経験がしみこんでいるかのようです。オーディエンスはもちろん大喜び、握手の後は熱唱につぐ熱唱でクラブの熱気をどんどん高めていきます。
毎年、心のこもったショウを聴かせてくれるピーボですが、彼は登場ごとにガラリと音楽性を変えるようなアーティストではありません。自分の心から愛する曲を厳選し、長い時間をかけてじっくり歌いこんでゆくタイプです。スティングの「SET THEM FREE」、シャーデーの「KING OF SORROW」あたりはここ数年、必ずとりあげているナンバーですが、その熟成された歌唱はカヴァー・ヴァージョンの域を超えています。まさしくピーボは、こうした曲を自分の血肉としているのです。
“デュエットの達人”ピーボは毎回、素敵な女性シンガーを連れてきてくれます。今回、パートナーを務めたのはシャンテ・ムーアです。ピーボとは2世代ぐらい離れているのではないかと思いますが、実力者どうしのコンビネーションに年齢の差は感じられません。シャンテはソロ・ナンバー「LOVE'S TAKEN OVER」でトレードマークといえる超高音を響かせ、ピーボの十八番「TONIGHT, I CELEBRATE MY LOVE」でも、オリジナル・ヴァージョンで歌ったロバータ・フラックとは一味ちがう軽やかな歌声で見事なハーモニーを聴かせました。
アップ・テンポのナンバーで観客を乗せ、ギターの弾き語りで酔わせ、バラードでうっとりさせ、デュエットで心を奪い去るピーボ。今回も彼の心憎いほどのエンタテインメントに、120%の満足を味わいました。
(原田 2011 2.1)
● 2.1tue.-2.5sat.
PEABO BRYSON with special guest CHANTÉ MOORE
火曜の夜はブルックリン・パーラーへ トップDJたちの“Good Music”で贅沢なひとときを
books、eats、bar、café、そしてmusic。ブルックリン・パーラーでは毎週火曜の夜、世界で活躍する超一流のDJたちが登場するイベント“Good Music Parlor”を開催。コーヒーを飲みながら静かにくつろぐひと、本を読むひと、お酒や食事とともに会話を楽しむひと、そしてGood Musicに身をゆだねるひと。“それぞれが、思い思いにくつろぎの時間を過ごせる場”というコンセプトはそのままに、超一流DJ陣セレクトのGood Musicに包まれる、みんなが心地よい空間を目指します。火曜の夜はブルックリン・パーラーで、ちょっと贅沢なひとときを。アドミッション・フリーです。
<every tuesday 7.30p.m.-10:00p.m. Charge:Free>
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営業時間:11:30〜23:30
定休日:不定休
http://www.brooklynparlor.co.jp/