-Love for Japan-
INCOGNITO
今年、4月の来日公演時、ブルーイは
「イッショニ、タテナオソウ!」
ということばで、毎ステージをスタート。
今回は、ステージの最後に、
「自分は昔から、音楽が人々に与える影響は大きいと信じている」
4月、来日直後に、
「日本のミュージシャンを集めて、チャリティーソングをつくろう」
とブルーイからの発案を聞き、
「えっ、それは今から急にできるのか。。」と、我々は一瞬ひるんだが、
おおよその作詞・作曲をロンドンから日本へ向かう飛行機の中で行っていたようで、空港から降り立ったその当日、ブルーノート東京でチャリティー公演を行っていたエリック宮城率いるオールスタービッグバンドのスピリットを目の当たりにし、ブルーイのそのプロジェクトへの意志はさらに固いものとなり、その夜、ホテルにて、できかかっていた楽曲を小沼ようすけと明け方に完成させた。
参加アーティストは、ブルーイから直接の呼びかけ、あるいは友人・知人を介しあっという間に集結。
発案3日後の深夜(ブルーノート東京公演2nd show 終了後)に、都内のスタジオで朝までバンドのみの録音、エリック宮城による魂のブロウが吹き込まれた時、その驚愕のテイクにスタジオは大歓声に包まれた。昼からはヴォーカリストの録音、たくさんの豪華な顔ぶれが順番にスタジオに現れた。終了後、ブルーイはそのままタクシーで公演へ。数日後、参加依頼を即答でOKしてくれた、同じく来日中であったラリー・カールトンの参加部分を、誰もいない昼間のブルーノート東京のステージで録音。4月後半には、ロンドンのミュージシャンをこれまた豪華に集めて録音。その後、ミックスダウンを終え、宣言通りなんとか5月中にリリースした。
ブルーイのスピリットに先導され、結果、大変多くのアーティスト、アーティストのご家族、スタッフ、スタジオの方やプレス工場の方まで、チャリティー精神をもって携わっていただいたチャリティー・ソング、♪Love Will Find A Way。
この曲の生披露や特別生産 CD+DVDの販売とともに、"Mr. 有言実行" ブルーイ率いるインコグニートのこの夏の日本ツアーは、恵比寿 act square 、TOKYO JAZZ 2011へと続きます。
● 8.30tue.-8.31wed.
-Love for Japan- INCOGNITO
● チャリティー・ソング ♪Love Will Find A Way
CD+DVDパッケージを公演会場で限定1000枚のみ販売
菊地成孔ダブ・セクステット, NEW MODE & VIOLENCE 2011
5月のダブ・セクステット公演終了後、 即座に発案した今回の企画!
その後、幾度となく菊池さんとお話と試食を重ね導かれた「音楽と食のマリアージュ」は
多くのお客様よりご好評ををいただきました。誠にありがとうございました。
深く御礼申し上げます。
食材の選定や焼き加減、ソースの組み合わせや銘酒「シュバル・ブラン」のグラス提供など、菊地さんからは多くの刺激的なアイデアをいただき、当店グラン・シェフ清水を中心に、菊地成孔ダブ・セクステットの音楽の世界との融合を目指した視点から、最後はジャズ・クラブとしてサービスのあり方まで含めて熟考し、可能性を深く追求した企画でありましたが、スタッフ一同本当に楽しく取り組ませていただきました。ご教授いただいた菊地さんへ、心より御礼申し上げます。
今回学ばせていただいた点を生かしながら、同様のサービス精神を持って取り組んでまいりたいと思います。
それにしても、ライヴは圧倒的な、まさに "圧巻"のパフォーマンス。
フリーキーなブロウから叙情的なメロディまで、様々な表情を見せる旋律と融合する
リアルタイム・ダブ・エンジニアの存在感は唯一無二。
今回公演のテーマ、
「NEW MODE & VIOLENCE 」とは、
その答えが、1st show と 2nd show 通じて、確かにそこにありました。
年内の菊地成孔さん出演は。。。
(今度は驚きの声も聞こえるのでは、という内容!?)
ご期待ください。
● 8.26fri.
NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET
NEW MODE & VIOLENCE 2011
Rest In Peace,
Our dearest friend forever in our hearts... Mr. Nick Ashford
2009年11/19thu.〜11/22sun.、アシュフォード&シンプソン公演\nhttp://www.bluenote.co.jp/jp/movie/ashford_simpson/
にて出演いただいたニック・アシュフォードさんが、
現地時間の 8/22tue.、ニューヨークの病院で他界されました。
出演いただいた2009年の公演がなんと初来日公演であり、その後も多くのソウル・ミュージック・ファンの方々より再演を熱望する声が高まっていた中、大変残念なお知らせが届いてしまいました。
心よりご冥福をお祈りいたします。