音と絡み合う2つのスペシャルディッシュ
[MONTHLY BEST CHOICE | SPECIAL FEBRUARY MENU]THIS MONTH'S SPECIAL MENU音と絡み合う2つのスペシャルディッシュ
クリント・イーストウッド、カズオ・イシグロのフェイヴァリット・シンガーとしても知られるステイシー・ケント。 LAを拠点に、世界を舞台に活躍するB'zのギタリスト・松本孝弘とハワイ出身のマルチミュージシャンよる 新プロジェクト。話題のライヴとともにブルーノート東京が贈るスペシャルディッシュに注目したい。
"フォンダン(口どけなめらかな)"ショコラの魔法にときめく
2017年2月、ブルーノート東京が贈るバレンタインナイト3夜を彩るのは、やさしい歌声と鮮やかな表現力で人々を魅了するステイシー・ケント。ハリウッドの大物たちをも虜にしたキュートな歌声、インテリジェンス溢れるサウンドが繰り広げられるその特別な夜には、彼女のライヴに寄り添うように、コース・デザート・カクテルなどすべてを"ベリー"で彩るスペシャルメニュー「"Berry"SPECIAL VALENTINE」が登場する。
なかでも注目のひと皿は、ブルーノート東京専属パティシエが「甘くとろける時間」をイメージしながら創りあげる渾身のフォンダンショコラ。華やかな酸味が特徴的なマダガスカル産ダークチョコレート「マンジャリ」を主役に、チョコレートラヴァーを虜にする大人仕様のレシピが繰り出される。
カカオ感際立つチョコレートをは、あえて高温で焼き上げることで外はサクサクと力強く、中は文字通り"Fondant(口どけなめらか)"に、キャラメルとシナモンのソースを敷き、温冷の対比を添えるキルシュ入りのピスタチオアイス、トッピングは数種のベリーとカリカリのグラスピスタチオ、軽やかな食感のキャラメルチュイルと贅沢極まりないコンポジションが完成した。ときめきをもおぼえる至福のショコラ。できることなら何度でもリピートしたい。
photography = Jun Hasegawa
text = Akari Matsuura
- STACEY KENT
2.12 sun., 2.13 mon., 2.14 tue. - ディズニーゆかりの名曲をカヴァーした新作CD『ジャズ・ラヴズ・ディズニー』に、ジェイミー・カラムやグレゴリー・ポーター等と参加したことも話題。英語、フランス語、ポルトガル語を駆使しながら、コスモポリタン的な活動を続ける"ジャズ・ソングバード"、ステイシーの心暖まるステージに期待が高まる。
ブラータチーズがなめらかに溶け出すシェフズピッツァ
ファン待望、B'zギタリスト=松本孝弘による「ブルーノート東京」2度目の公演が間もなく開催される。今回のライヴがフィーチャーするのは、2017年2月にリリースされるハワイ出身のマルチミュージシャンダニエル・ホーとのコラボレーションアルバム『Electric Island, Acorstic Sea』。そして、7年前に実現したラリー・カールトンとのライヴでも大好評だった「Tak Matsumoto×ブルーノート東京」のライヴ限定コラボレーションメニューと2014年の単独公演に続き、待望の第三弾が登場する。
L.A.で気に入っているクリームチーズと生サーモンのピザを気軽に片手でつまめるメニューに再現してほしいという松本自身のリクエストをもとに、ブルーノート東京が提案するのは、オリジナルよりも"カジュアルバイト(つまみ感)"を追求したピッツァだ。
生地にはまず生クリームでなめらかに伸ばしたブラータチーズを敷き、さらにスモークサーモン、ケイパー、隠し味にブラックオリーブ、ドライトマトで旨みを加えた自家製トマトソースなどを重ね、240度のオーブンでさっと焼き上げる。Takが愛するオーガニックウォッカ「PRAIRIE」を主役にアレンジした、ライヴオリジナルカクテルとの心躍るペアリングもぜひ楽しんでほしい。
photography = Jun Hasegawa
text = Akari Matsuura
- Tak Matsumoto & Daniel Ho Live! 2017
-Electric Island, Acoustic Sea-
2.25 sat., 2.26 sun.,
3.10 fri., 3.11 sat., 3.12 sun. - B'zのギタリスト=松本孝弘が、ハワイ出身・ロサンゼルス在住のミュージシャン=ダニエル・ホーとコラボレーションを実現。ダニエルはバンド活動経て、ソロではグラミー賞のハワイ音楽部門ベスト・アルバム賞を6年連続受賞。新境地を開き続ける松本・ダニエルふたりの音楽世界を、クラブならではの至近距離で満喫したい。