第28回グラミー賞“ベスト・アレンジ賞”に輝いた永遠の名盤『ハーレクイン』から、約35年。ギタリストのリー・リトナー、ピアニスト/アレンジャーのデイヴ・グルーシン、そしてシンガー・ソングライターのイヴァン・リンスが東京で奇跡の再会を果たし、一夜限りのクラブ・ギグを繰り広げる。リアルタイムで『ハーレクイン』を愛聴したジャズ~フュージョン~ブラジル音楽のファンはもちろん、次世代のリスナーやミュージシャンも必見必聴のステージ。ヴィンテージ・ワインのように熟成した、レジェンド三者による“音の会話”が至高のひとときを提供する。
LEE RITENOUR & DAVE GRUSIN
featuring IVAN LINS
リー・リトナー & デイヴ・グルーシン
featuring イヴァン・リンス
※出演を予定しておりましたエイブラハム・ラボリエル(b)は、健康上の理由で来日/出演を見合わせることとなり、あらたにメルヴィン・デイヴィス(b)の出演が決定いたしました。
¥10,000(税込)
▼本公演は通常の公演時とは座席/シート名が一部異なります
カクテル名
Chu-Brazil
リー・リトナーとデイブ・グルーシンがお好きな芋焼酎とイヴァン・リンスの故郷ブラジルの蒸留酒、カサーシャを合わせた今夜限りのスペシャルレモンサワーに仕上げました。
(Bartender:Takanobu Suzuki)
★PROFILE: リー・リトナー デイヴ・グルーシン イヴァン・リンス
1952年米国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。6歳からギターを演奏、デイヴ・グルーシンとの出会いにより’70年代前半から本格的なプロ活動を開始。西海岸屈指のセッション・ミュージシャンとして評価を高め、’77年には伝説的グループ“ジェントル・ソウツ”を結成。‘90年から’95年にかけては“フォープレイ”の初代ギタリストとしても活躍した。2010年からはプロ、アマを問わず世界中から若き才能を発掘、育成することを目的とした“シックス・ストリング・セオリー・コンペティション”も続けている。代表作は『キャプテン・フィンガーズ』、『リー・リトナー・イン・リオ』、『ウェス・バウンド』、『ア・ツイスト・オブ・モータウン』、デイヴ・グルーシンとの『ハーレクイン』、『トゥー・ワールズ』、AOR/ヨット・ロックの観点からも再評価が高まる『RIT』等。ギタリスト、プロデューサーとして円熟の極致にある。
1934年米国コロラド州リトルトン生まれ。兵役を経てニューヨークに渡り、’60年代初頭には歌手アンディ・ウィリアムスの音楽監督を担当。’67年に映画『卒業』(マイク・ニコルズ監督)のサウンドトラックを担当し、自身初のグラミー賞を獲得した。セルジオ・メンデス、クインシー・ジョーンズ他との交流を経て、’77年に“ジェントル・ソウツ”参加。一躍フュージョン界のトップ・キーボーディスト/アレンジャーとなり、『カリフォルニア・シャワー』など渡辺貞夫の数々のヒット作にも貢献。’78年には盟友のエンジニア、ラリー・ローゼンとGRPレーベルを設立した(95年まで)。代表作は『マウンテン・ダンス』、『ガーシュウィン・コネクション』、リー・リトナーとの『ハーレクイン』等。昨年はオーケストラ編成でブルーノート東京に登場、名作曲家/指揮者レナード・バーンスタインへの感動的なトリビュートを行なった。
「ラヴ・ダンス」、「ジ・アイランド」、「ヂノラー・ヂノラー」、「ベラス」など数多くの名曲を残す現代有数のメロディ・メイカー。1945年ブラジルのリオデジャネイロ生まれ。12歳でジャズ・ファンになり、18歳でピアノを独習。’60年代後半からシンガー・ソングライターとして活動し、’70年にはエリス・レジーナが「マダレーナ」を取り上げてヒットさせた。現在まで『今宵楽しく』、『ある夜』、『ノーヴォ・テンポ』などおよそ30点のアルバムを発表し、2018年リリースの最新作『Cumplicidade』では名ピアニスト、ジルソン・ペランツェッタと久々の再会セッションを繰り広げている。リー・リトナーやデイヴ・グルーシンとの『ハーレクイン』、マイケル・ブーブレの『コール・ミー・イレスポンシブル』等、ジャズ~フュージョン系作品への参加も少なくない。2016年にはブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラと共演。