1939年にN.Y.で設立された“史上最強のジャズ・レーベル”、ブルーノート。その80周年を祝う一大セッションが開催される。題して、“BLUE NOTE plays BLUE NOTE”。ブルーノート・レーベルが誇る数々の名曲を、黒田卓也(ブルーノートからワールド・デビュー)、桑原あい、井上銘など気鋭たちによるスペシャル・ユニットが新解釈で繰り広げる。1月21日には要注目のキーボード奏者ジェイムズ・フランシーズ(パット・メセニー公演にも登場)、22日にはフェラ・クティの黄金時代を支えたドラマーのトニー・アレンと、ブルーノート・レーベルとゆかりの深い面々がゲスト参加。ブルーノート東京が、ブルーノート・サウンドに染まる夜を見逃すべからず!
★MEMBER:
黒田卓也
1980年、兵庫県生まれ。12歳からトランペットを始め、中・高・大学を通してビッグ・バンドに所属。2003年に渡米し、ニュースクール大学卒業後もニューヨークを拠点に国内外で活動。2014年、日本人アーティストとして初めてUSブルーノート・レーベルと契約し、『ライジング・サン』でメジャー・デビュー。自身のソロ活動に加えて、ホセ・ジェイムズやDJプレミアのバンド等のメンバーとして世界を舞台に活躍中。2016年にはUSコンコードより『ジグザガー』を発表。J-Squadやメガプテラスのメンバーとしても活動中。
西口明宏
1980年、兵庫県生まれ。中学入学と同時にビック・バンド・ジャズに出会いテナー・サックスを手にする。2004年に渡米し、多くのミュージシャンと出会いセッションを重ねると共に、自身のグループでの活動をはじめ、映像やダンスなど他ジャンルとの即興音楽、ラテン音楽、ミュージカルでの演奏を経験。2010年に拠点を東京に移し、現在は自身のプロジェクトに加え、メガプテラス、ミシェル・レイス等様々なグループにて活動。2017年にはDetroit Jazz Festへ出演するなど、近年海外での活動も多い。
井上 銘
1991年、神奈川県生まれ。15歳の頃にギターを始め、高校在学中にプロ・キャリアをスタート。2011年デビュー・アルバム『ファースト・トレイン』を発表。同作にてJAZZ JAPAN AWARD 2011《アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュー・スター部門)》を受賞。バークリー音楽大学への留学~ニューヨークでのライヴ活動を経て、2014年6月に帰国。現在は自身のグループ“STEREO CHAMP”を率いる一方、同年代の精鋭ミュージシャン達とのPOPSユニット”CRCK/LCKS(クラックラックス)” のメンバーとしても活動中。
桑原あい
1991年生まれ。洗足学園高等学校音楽科を卒業。これまでに7枚のアルバムを発表し受賞多数。モントルー・ジャズ・フェスティヴァルや東京JAZZなど国内外を問わずライヴ活動を展開。2017年にはスティーヴ・ガッド、ウィル・リーを迎えたアルバムを発表し、同トリオで国内ツアーを開催。その他、テレビ朝日系「サタデーステーション」「サンデーステーション」のオープニングテーマに参加、また2018年4月よりJ-Wave「STEP ONE」のオープニングテーマを担当するなど活動は多岐にわたる。最新作は『To The End Of This World』。
宮川 純
1987年生まれ。2009年、デビュー・アルバム『Some Day My Prince Will Come』を発表。その後活動の拠点を東京に移し、2012年には『I Think So』、2015年には『The Way』をよりリリース。後者は「日本のジャズ新時代を告げる重要作」と高く評価される。現在は自身の活動のほか、大野雄二& Lupintic Sixや綾戸智恵のバンド、また「ものんくる」のサポート・メンバーを務めている。多様な鍵盤楽器を同等に扱える柔軟な音楽センスと確かなテクニックで縦横無尽に駆け回る新鋭ピアニスト/オルガニスト/キーボーディスト。
角田隆太
ベーシスト、作詞・作編曲家。ジャズを基軸にした独自のサウンドに詩情豊かな日本語詞をミックスしジャンルの枠を超えた新しい音楽の地平を切り開くポップス・ユニット「ものんくる」の片割れとして作詞/作編曲を担当。ベーシストとして他アーティストのライヴ・レコーディングへの参加や、楽曲・作詞提供も行っている。2018年9月、ものんくるのニュー・アルバム『RELOADING CITY』をリリース。
石若 駿
1992年、北海道生まれ。東京藝術大学卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。アニメ「坂道のアポロン」の演奏とモデルを担当。2015年、初のリーダー・アルバムをリリースし、JAZZ JAPAN AWARD 2015《アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュー・スター部門)》を受賞。2016年、「舞台 マハゴニー市の興亡」にドラマーとして出演。2017年、Detroit Jazz Fest, like a Jazz Machine等の海外ジャズ・フェスティヴァルに出演。18年には、くるりのライヴ・サポートや録音に参加。ジャンルを超えた幅広い活動で注目を集めている。