2010年、アルバム『NORTH BIRD』で衝撃のデビュー。バークリー音楽大学に在学中の20歳、アルト・サックス奏者の寺久保エレナが、ニューヨークの仲間たちと帰国公演を行なう。10歳のときにチャーリー・パーカーのCDを聴いてジャズに開眼。故郷の札幌市で活動を始め、その才能は渡辺貞夫、山下洋輔といった大御所からも賞賛された。アルバム・デビュー後の2010年秋には「東京JAZZ」に出演、2011年9月には日本人初のプレジデンシャル・スカラーシップ生(学費が全額免除される)としてバークリーに入学。この6月にはアルバム『New York Attitude』で全米デビューを果たした。世界的に注目を集めるサックス奏者の、待ちに待ったブルーノート東京初公演。果てしなく広がるメインストリーム・ジャズの未来を体感したい。