HIROMI THE TRIO PROJECT
featuring Anthony Jackson & Simon Phillips
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
featuring アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス
2013 12.28 sat. - 2014 1.3 fri.
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
featuring アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス
2013 12.28 sat. - 2014 1.3 fri.
最高にエキサイティングな年末年始が訪れる。グラミー・ウィナー、上原ひろみ率いる“HIROMI THE TRIO PROJECT”のカウントダウン&ニューイヤーライヴが決定した!ベースのアンソニー・ジャクソンは矢野顕子、スティーヴ・ガッド、ミシェル・ペトルチアーニ等、数多くの才人との共演歴を持つカリスマ・ミュージシャン。サイモン・フィリップスはジェフ・ベックやミック・ジャガーらと共演、現在はTOTOにも在籍している超絶ドラマー。上原ひろみはデビュー10周年を迎えた今年、世界で最も歴史のあるジャズ誌「ダウンビート」の表紙を飾り(日本人アーティストでは二人目)、4月には9年連続となるN.Y.「ブルーノート」の一週間公演を大成功させた。常に進化を続けるトリオ・プロジェクトの最新ステージは、今回も最高の興奮と感動を与えてくれることだろう。
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
featuring アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス
2013 12.28 sat. - 2014 1.3 fri.
12.28sat. - 12.30mon., 1,2 thu. -1.3 fri.
[1st]Open3:30pm Start5:00pm [2nd]Open7:00pm Start8:00pm
12.31 tue.
[1st]Open6:00pm Start7:30pm [2nd]Open10:00pm Start11:00pm
★12.31 tue. 2nd Showでは恒例のカウント・ダウンを行います。
1.1 wed.
[1st]Open4:30pm Start6:00pm [2nd]Open8:00pm Start9:00pm
Hiromi Uehara(p) |
上原ひろみ(ピアノ) |
Anthony Jackson(b) |
アンソニー・ジャクソン(ベース) |
Simon Philips(ds) |
サイモン・フィリップス(ドラムス) |
¥8,400(税込)
★12.31 tue. 2nd Showはミュージックチャージ+グラスシャンパン
¥11,000(税サ込)
<予約に関する注意事項>
※公演当日、予約されたご本人であることを確認するためにID(身分証明証)のご提示をお願いする場合もございます。
※いったんご予約いただいた後、名義の変更は承れません。
※公演のご予約を営利を目的として第三者に転売、または転売のために第三者に提供する事を禁止いたします。「掲示板・オークション」を通じて入手されましたご予約のトラブルについては一切の責任を負いません。
カクテル名
聴き初め(ききぞめ) ※1月1日〜1月3日
日本酒ベースながら、程よいアルコール感で飲み心地のいい一杯。旬のリンゴをピューレ、シロップ、シードルと様々な形で合わせ、季節感と味わいの奥深さを出している。
カクテル名
終わりよければ すべてよし ※12月28日〜12月31日
自家製トマトウォッカがベースで、イチゴ、ラズベリーから作るシロップの丸く優しい味わいが特徴。爽やかかつフルーティーで、チャーミングな見た目が気分を盛り上げる。
食べることも音楽も、作り手と受け手の気持ちの交わりが大切。
“HIROMI THE TRIO PROJECT”を率いてカウントダウン&ニューイヤーライヴを行う上原ひろみさん。公演を記念したコラボレーションメニューの試食会では、「食べること」について大いに語ってくれた。
「スペインの空港に降り立ったら“ハモンイベリコ!”と心がワクワクする。あの切りたての生ハムで作るサンドイッチのおいしさといったら! からすみのスパゲッティを食べることは、イタリア・サルディーニャ島を訪れる楽しみのひとつ。ロシアではビーツの風味が濃厚な正統派ボルシチ、香港では小龍包と、どこに行ってもその土地のおいしいものが頭に浮かびます」
一年の多くを公演先の異国の地で過ごす。ライヴ、移動、そしてライヴというハードな日日を過ごす中、パワーの源となるのはやはり食事。地元で愛される料理は、オフの少ない旅で唯一その土地にいることを感じさせてくれるものでもあるのだ。
食べることと音楽には多くの共通点があるという。「好き嫌いは人それぞれの好み次第。体調や気分で欲するものも変わるでしょう。レシピなど決まりごとはあるけれど、それをなぞっただけでは素晴らしいものは生まれない。最後は気持ちが大事なんです。音楽も料理も」
だから食事に出かけるときは、店主や料理人の顏が見え、彼らの気持ちに触れられる店を選ぶ。そして「おいしい」と思ったらその想いを伝えるそうだ。必ず、言葉にして。「ああ、おいしかった」「これには感動した」と。作り手と受け手の交歓がある場所。なんだか、ライヴの会場みたいじゃないか。
今回のコラボレーションメニューは、長澤宜久シニアシェフを筆頭にした料理人、パティシエたちが、上原さんの好物からインスピレーションを得て考案した。カクテル2品は以前、上原さんの公演時に作られた自家製トマトウォッカとヨーグルトのカクテル「希望」がベースに。年末年始に相応しいネーミングは上原さんによるものだ。試食会では「ちゃんぽんやごまだんごがこんな素敵な1皿になるなんて!」など、驚きや感嘆を帯びた「おいしい」を何度も聞くことができた。もしライヴを観るチャンスを得たならば、このコラボメニューを味わってみないという手はない。素晴らしいパフォーマンスに加え“おいしい共感”が、ライヴをより思い出深いものにするだろう。
文・佐々木ケイ 食をメインフィールドに活動するフリーライター。料理専門誌や女性誌、ライフスタイル誌などでレストラン取材記事を執筆。ワイン愛好家。JSA認定ワインエキスパート。
ちゃんぽん | ごまだんご | 終わりよければ | 聴き初め | |||
長澤・霜鳥両シェフがアレンジした上原さんの大好物。中華だしをベースに野菜たっぷりに仕上げ、ひろみさんのもうひとつの好物たらことバターをあわせてコクをプラス。 | いろとりどりのフルーツやエディブルフラワーで、華やかで可憐な上原さんのイメージを表現。白胡麻だんごを杏仁豆腐、タピオカと一緒にトリオのハーモニーをお楽しみください。 | 自家製トマトウォッカがベースで、イチゴ、ラズベリーから作るシロップの丸く優しい味わいが特徴。爽やかかつフルーティーで、チャーミングな見た目が気分を盛り上げる。 | 日本酒ベースながら、程よいアルコール感で飲み心地のいい1杯。旬のりんごをピュレ、シロップ、シードルとさまざまな形で合わせ、季節感と味わいの奥深さを出している。 | |||
パリパリのカダイフに包まれたラングスティーヌは風味濃厚。みずみずしく爽やかな野菜のテリーヌとコントラストを描きます。ハーブのアクセントと果実の心地よい酸味を添えて。 | クリーミーで香ばしいゴマの風味が活きていて、食感ももちもち。バニラや洋酒の香りもよく、デザートワインなどお酒にも合いそう。何個でも食べられてしまう危険なおいしさ! | 年末らしく華やかなもの、気分がワクワクするようなものをお願いしました。さっぱりして酸味のある味は理想通り。ルックスもすごく素敵で、見ているだけで楽しくなります。 | 日本酒がいい具合に利いていて、これから新しい一年が始まるぞ、という気持ちになれる。シードルの風味が心地よく、女性や日本酒が得意でない人にもオススメのカクテルです。 |
photo / Tokiko Furuta Interview & text / Kei Sasaki