'80年代から第一線に立ち続ける重鎮であり、クリス・デイヴ、ロナルド・ブルーナーJr.、ジェマイア・ウィリアムスなど数々の逸材を広くシーンに紹介してきたジャズ界の名伯楽。唯一無二の音色とスピリチュアルなプレイで圧倒的な存在感を放つサックス奏者ケニー・ギャレットが、気鋭プレイヤーとの最新ユニットを率いて登場する。デューク・エリントン・オーケストラ、アート・ブレイキー＆ジャズ・メッセンジャーズを経て、'86年から'91年にかけて帝王マイルス・デイヴィスのバンドに在籍。その後は自身のグループを中心に活動する一方、数々のスペシャル・バンドでも話題を集めてきた。今回はどんなアプローチでジャズの未来を照らし出すのだろうか。