大ヒット曲「キス・ミー」がグラミー賞の最優秀ポップ・パフォーマンス賞にノミネート。米国テキサス州が生んだオルタナティヴ・ユニット、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーが遂にブルーノート東京初公演を行なう。マルチ・プレイヤー兼ソングライターのマット・スローカムとシンガーのリー・ナッシュが出会い、'93年にアルバム・デビュー。'98年の『Sixpence None The Richer』からシングル・カットされた「キス・ミー」は映画「She's All That」のサウンドトラック等に使われ、世界中で大ヒットを記録した。2004年には解散を発表するが、2007年に活動を再開。去る2012年には10年ぶりのオリジナル・アルバム『Lost in Transition』を発表している。新章に突入したシックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの音楽世界を見逃すわけにはいかない。