1973年に結成され、2003年に惜しまれつつ解散。数々の栄誉と伝説を残した秋吉敏子ジャズ・オーケストラが奇跡の再結成、ラスト・ライヴ以来10年ぶりに「ブルーノート東京」に登場する！　秋吉は10代の頃からジャズ・ピアニストとして本格的な活動を始め、'56年にはボストンのバークリー音楽院に入学。以来、日本とアメリカを行き来して活躍し、その才能はバド・パウエルやチャールズ・ミンガスからも評価された。'73年に入ると夫君ルー・タバキンとオーケストラを結成。世界的な評価を集め、解散までに計14回、グラミー賞にノミネートされている。また'97年には紫綬褒章を受章、2006年にはジャズ界では最も権威のあるジャズ・マスターズ賞（アメリカ国立芸術基金）を日本人として初めて獲得した。タバキンに加え、ニューヨークを本拠地とする精鋭たちが集合する今回のリユニオン公演。ビッグ・バンドの新伝説が、この夜生まれる。