VINCENT GALLO
ヴィンセント・ギャロ
2013 4.26 fri. - 4.27 sat.
ミュージシャン、俳優、画家、映画監督としてワン&オンリーの世界を築き、ファッション/カルチャー界への影響も絶大。“現代のカリスマ”、ヴィンセント・ギャロが約2年半ぶりにクラブ・ギグを開催する。16歳でN.Y.アンダーグラウンド・シーンに飛び込み、バスキアとバンドを結成。’90年代に入ると俳優としてのキャリアを軌道に乗せ、’98年公開の自伝的映画『バッファロー‘66』で名声を確立した。2010年度には映画『エッセンシャル・キリング』でヴェネチア国際映画祭の最優秀主演男優賞に輝いている。名盤『When』以来のニュー・アルバムも期待されるギャロだが、今回はいったいどんな世界で魅了してくれるのか。「音楽を創ること、聴くこと、楽器を演奏することが人生最大の楽しみ」と語る彼の、最新ステージを心待ちにしたい。
ヴィンセント・ギャロ
2013 4.26 fri. - 4.27 sat.
4.26 fri.
[1st]Open5:30pm Start7:00pm
[2nd]Open8:45pm Start9:30pm
4.27 sat.
[1st]Open3:45pm Start5:00pm
[2nd]Open7:00pm Start8:00pm
Vincent Gallo(vo, g, b, ds, Mellotron) |
ヴィンセント・ギャロ(ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムス、メロトロン) |
Alex Noice(g, b, syn, p, Mellotron) |
アレックス・ノイス(ギター、ベース、シンセサイザー、ピアノ、メロトロン) |
Jon Armstrong(sax, cl, fl, b, g, Fender Rhodes) |
ジョン・アームストロング(サックス、クラリネット、フルート、ベース、ギター、フェンダーローズ) |
¥8,400(税込)
カクテル名
Goodwater
ヴィンセント・ギャロの生み出す奥深いサウンドの世界をカクテルで表現。ライチや紫蘇、薬草のリキュールを使用し、オリエンタルな雰囲気を感じる味わいに仕上げました。口に含んだ瞬間から始まる味わいの変化をお楽しみ下さい。
■ 久保田麻琴(プロデューサー、ミュージシャン)
勝手にヴィニーって呼んでるけど、なんか憎めない男。やつのCDは全部買うよ、ヴィンテージ機材死ぬ程好きってわかるしね、人生がかかってる。チェット・ベイカー気取りの発声も、何故かデッドっぽい出たとこ勝負の楽器の響かせ方もいやじゃないね。ライブ?絶対見たいね。
■ 大橋仁(写真家)
欲望に従順な素晴らしい表現者だと思う。ブラウンバニーがカンヌで上映された後ギャロが会場でブーイングを受けたと聞いた事があるが、あの作品に対してブーイングする様な人間は馬鹿野郎だと思った。人は決定的に孤独な生き物であるという事を前提に、人に近づき、人の本質に触れようとするギャロの表現に対する実直な姿勢、ギャロという存在自体が、美しいなと思う。ギャロの RECORDINGS OF MUSIC FOR FILMというCDの中のGood Bye Sadness, Hello Deathという曲、曲ももちろん最高だけど、タイトルも素晴らしい。
■ 浅井健一(ミュージシャン)
ヴィンセント・ギャロ、かっこいい。ブラウンバニーは感動したな。あーゆうことを表せる人なんてめったにいない。
■ 山崎二郎(バァフアウト!編集長)
「限りなく渇いている」それが彼が作る映画、描くドローイング、奏でる音楽に共通している感覚。渇いてるゆえに「間」が存在する。間があるゆえに入り込む隙間がある。隙間はいつだって気持ちがいいスペースだ。今夜の公演もステージのどこかに居場所を見つけて、自分のスペースを確保しよう。そこでは、冷えたマルガリータが合う気がする。渇いた喉に染み入ることだろう。
■ 辛酸なめこ(漫画家・コラムニスト)
ヴィンセント・ギャロは一度見たら忘れられない瞳をしています。そして彼の名を発するだけで、センスが良い気分に浸れます。
■ em(Web Magazine Qetic bloger, DJ/Glocal Pussys member)
演技、脚本、監督、絵画、ファッション…あらゆる側面で美学を貫くコントロールフリーク、ギャロ。「人生最大の楽しみ」と語る音楽は完璧主義から最も解放された領域なのか、それとも細部まで美学が染み渡る支配可能な表現だからなのか。
映画、ファッション、カルチャーを好む人にどれだけ愛されていたとしても、ギャロは“音楽を演奏しているときの自分”を一番見て欲しいと願っているのかもしれない。ブルーノートという空間で“人生最大の楽しみ”を共に堪能しましょう。
■ 浅本 充(自由が丘べイクショップ/フォート グリーン オーナー)
17歳の夏、美術館で上映されたバスキアの映画に移り込んでいた、彼のただならぬ雰囲気に目を奪われた。数年後、<バッファロー’66>の上映は僕に大きな影響を与えた事は言うまでもなく、鋭利な角を見せながらも、ノスタルジックな音と映像を作り出す、シチリア系NY育ちの彼にドキドキした。音作り、ライブパフォーマンスは、まるで映画を見ているかの様な錯覚に落ちて行く。もうすぐブルーノートで観れるなんて幸せすぎる。
(順不同・敬称略)