ブルーノート東京は常に
私のお気に入りの
演奏場所のリストの
一番上にあります
自身のグループをはじめ、オールスター・ユニットの“フォープレイ”、カーク・ウェイラムやアール・クルーとのコラボレーションなど、さまざまなショウで観客を沸かせてきたピアニストのボブ・ジェームス。「ブルーノート東京への出演は、毎回がハイライトです」と語る彼からメッセージが届いた。
「ブルーノート東京は常に、私のお気に入りの演奏場所のリストの一番上にあります。思い出は数多くありますが、大晦日の公演を何度か依頼されたことが特に印象深いですね。このクラブは、どんな機会であってもその祝祭やイベントのユニークさを活かせる場所ですし、深夜0時のカウントダウンや新年を迎える準備の様子を見たり、関係したりすることは、私にとってとても楽しいだけでなく、これから始まる1年への予感、新しい年を迎えられることへの感謝の気持ちも高めてくれます」
10月の公演には、次世代の逸材を擁する最新のトリオを率いて登場。
「エネルギーを与えてくれる若手ミュージシャンと共に演奏し、新しい世代に音楽で語りかけていくことが今の私には大きな楽しみです。私はいつも、日本へ行くたびに何か新しいものを届けたいと思っています。長年、ブルーノート東京で演奏してきましたが、繰り返し聴きに来てくれる方がよくいらっしゃるんです。だからこそ、彼らがまだ聴いたことのないようなものも常に準備しておきたいですね」