6歳からギターを始め、ジェラルド・ウィルソン（ギター奏者アンソニー・ウィルソンの父）の『モーメント・オブ・トゥルース』や、ジョン・コルトレーンの『バラード』等を聴いてジャズに開眼。'68年に初アルバム『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』を発表後、'71年から'76年にかけてジャズ・ファンク・バンド"ザ・クルセイダーズ"のレコーディングやライヴに参加。セッション・ミュージシャンとしてもジョニ・ミッチェル、ビリー・ジョエル、ジョン・レノン、マイケル・ジャクソン、スティーリー・ダン、ドナルド・フェイゲン、マリーナ・ショウなど様々なアーティストの名盤に貢献する一方、'78年リリースのアルバム『夜の彷徨』、および収録曲「ルーム335」のヒットでソロ・アーティストとしても本格的にブレイク。ワン＆オンリーの芳醇な音色、ブルースやジャズへの深い愛情を感じさせるプレイは今なお進化と発展を続けている。

　今回のツアーには、スタンリー・クラークやエリック・ベネイとも共演するキーボード奏者のルスラン・シロタ、愛息のベース奏者トラヴィス・カールトンらに加えて、ホーン・セクションも導入。サックスとトロンボーンの響きが特徴的だったザ・クルセイダーズ時代の楽曲も、今ならではの感覚で聴かせてくれそうだ。また"Thru the decades"公演開始の前日にあたる6月23日には、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラとの初共演ライヴが決定。ファン垂涎のナンバーが、オーケストラ・アレンジによって装いも新たに届けられる。計4度のグラミー賞に輝く永遠のギター・ヒーロー、カールトンのあらゆる魅力を満喫したい。

DISCOGRAPHY

A：Best Of Larry Carlton Works (WARNER MUSIC JAPAN) / B：Lights On (335Records / King International) / C:Best Of Mr.335 (WARNER MUSIC JAPAN) / D：Live At Blue Note Tokyo (335Records / King International)

LIVE INFORMATION

ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ
directed by エリック・ミヤシロ
with special guest ラリー・カールトン

2023 6.23 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm　[2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/larry-carlton-bnt-all-star-jazz-orchestra/

＜MEMBER＞
エリック・ミヤシロ（トランペット、コンダクター）
ラリー・カールトン（ギター）※スペシャル・ゲスト
本田雅人（サックス）
小池修（サックス）
鈴木圭（サックス）
庵原良司（サックス）
渡邉瑠菜（サックス）
小澤篤士（トランペット）
具志堅創（トランペット）
飯塚亮凱（トランペット）
松井秀太郎（トランペット）
中川英二郎（トロンボーン）
半田信英（トロンボーン）
藤村尚輝（トロンボーン）
小椋瑞季（トロンボーン）
宮本貴奈（ピアノ）
森光奏太（ベース）
髭白健（ドラムス）

ラリー・カールトン
"Thru the decades"

2023 6.24 sat., 6.25 sun., 6.26 mon., 6.29 thu., 6.30 fri.
6.24 sat., 6.25 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm　[2nd]Open6:30pm Start7:30pm
6.26 mon., 6.29 thu., 6.30 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm　[2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/larry-carlton/

＜MEMBER＞
ラリー・カールトン（ギター）
トラヴィス・カールトン（ベース）
マーク・ドウシット（サックス）
ロバート・バレット・グリーン（トロンボーン）
ルスラン・シロタ（キーボード）
ビリー・キルソン（ドラムス）

❇︎6.28 wed.は 高崎芸術劇場で公演
http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/concert_detail.php?key=1113