【JAM vol.229】Bluey from INCOGNITO presents CITRUS SUN | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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【JAM vol.229】Bluey from INCOGNITO presents CITRUS SUN

【JAM vol.229】Bluey from INCOGNITO presents CITRUS SUN

text = Kazunori Harada

極上のグルーヴを誇る
インコグニートの別働隊が
真夏の東京に降臨

 去る3月に「"イントゥ・ユー" ジャパンツアー 2024」の一環としてブルーノート東京に登場、場内を熱狂の渦に巻き込んだインコグニート。その総帥を務めるギタリスト/プロデューサーのジャン=ポール "ブルーイ" モーニックが、今度は別プロジェクト"シトラス・サン"と共に真夏のクラブを彩る。

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 シトラス・サンは、'70年代のソウル・ミュージックやファンク、ラテンへのリスペクトをこめて2000年に発足。インコグニートよりも小編成で、よりインストゥルメンタルの楽曲にウエイトをおいた音作りが特色だ。2015年に初来日を果たし、翌2016年にはジャズ・ファンクのレジェンド級フルート奏者であるボビー・ハンフリーとの共演ステージでも大きな話題を集めた。6月14日リリースの最新アルバム『アナコンガ』では、ボビー・コールドウェルの「ダウン・フォー・ザ・サード・タイム」、メイナード・ファーガソン「ミスター・メロウ」、ロニー・フォスター「ミスティック・ブリュー」、エリカ・バドゥ「ハニー」などに独自のアレンジを施すとともに、「サンティアゴ」や「イン・サーチ・オブ・ブルーノート」といったオリジナル・ナンバーも演奏。前作『エクスパンションズ&ヴィジョンズ』からの4年間に、シトラス・サンが歩んできた道のりが反映された一枚といっても過言ではないはずだ。

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 今回の公演は、その『アナコンガ』にフォーカスした内容になる予定。音楽監督を兼ねるベース奏者のフランシス・ヒルトンを筆頭に、ギターのチャーリー・アレン、パーカッションのジョアン・カエタノら、インコグニートのファンにもおなじみの面々が揃い、ヴォーカルは歌姫、ジョイ・ローズ(インコグニートのほか、スティング、ノエル・ギャラガー、マリオ・ビオンディらとも共演)が担当する。アシッド・ジャズ~ジャズ・ファンクの代表格であるインコグニートとは一味異なる魅力を持ちつつも、やはりファンキーでグルーヴ感がいっぱいのシトラス・サン。今回の3デイズ6セット公演も、必見必聴の瞬間が連続することであろう。

RELEASE INFORMATION


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CITRUS SUN『アナコンガ』
(Pヴァイン)※2024 6.14リリース

LIVE INFORMATION

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Bluey from INCOGNITO presents CITRUS SUN
"ANACONGA"


2024 7.5 fri., 7.6 sat., 7.7 sun.
7.5 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
7.6 sat., 7.7 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/citrus-sun/

<MEMBER>
ジャン=ポール "ブルーイ" モーニック(ヴォーカル、ギター)
ジョイ・ローズ(ヴォーカル)
ケヴィン・ロビンソン(トランペット)
ポール・ブース(サックス、フルート)
グラハム・ハーヴィー(キーボード)
フランシス・ヒルトン(ベース、ミュージックディレクター)
フランチェスコ・メンドリア(ドラムス)
ジョアン・カエタノ(パーカッション)
チャーリー・アレン(ギター)

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