【JAM vol.230】CANDY DULFER | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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【JAM vol.230】CANDY DULFER

【JAM vol.230】CANDY DULFER

text = Kenichi Aono

キャンディ・ダルファーのサックスと歌が
ブルーノート東京をふたたび震わせる

 ナイル・ロジャースをフィーチャーした「Jammin' Tonight」と全米ビルボード1位を獲得した「Convergency」を含むアルバム『We Never Stop』(2022)をリリースしたタイミングでブルーノート東京公演を行い、そのファンキーなグルーヴで観客を興奮の渦に巻き込んだオランダ出身のサックス奏者、ヴォーカリストのキャンディ・ダルファーが約2年ぶりにブルーノート東京に帰ってくる。今回の来日公演は「We Funk Harder Tour 2024」と題したツアーの一環で、ブルーノート東京を皮切りに名古屋、大阪、高崎の4都市で実施される予定だ。

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キャンディ・ダルファーの画像1

 アムステルダム生まれのキャンディはサックス奏者の父ハンス・ダルファーの影響から6歳でサックスを始め、11歳でハンスのバンドに参加しレコーディングも経験。14歳で自身のバンド「ファンキー・スタッフ」を結成した。マドンナのツアーのオープニング・アクトやプリンスとの共演、ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートに請われるかたちで参加した映画『Lily Was Here』(1989、日本未公開)のタイトル曲のヒットなど、華々しい活動を経て『Saxuality』(1990)でアルバム・デビュー。同アルバムは全世界で100万枚以上の売上を記録し、グラミー賞にもノミネートされた。メイシオ・パーカー、タワー・オブ・パワーをゲストに迎えた『Sax-A-Go-Go』(1993)に収録のジャズファンク・クラシック「Pick Up The Pieces」もヒット、続くアルバム『For The Love Of You』(1997)は発売直後に250万枚を超えた。以後、変わらず第一線で活躍し、2008年にはその功績を讃え、オランダで大変権威のある「ゴールデン・ハープ賞」を授与されている。

 現時点でツアー・メンバーは発表されていないが、ツアー・タイトルにあるようにファンク色の濃いステージになるのは間違いなさそうだ。パワフルでリッチなキャンディのサックスと歌声が生み出すグルーヴがブルーノート東京をふたたび震わせる。

キャンディ・ダルファーの画像2

LIVE INFORMATION

キャンディ・ダルファーの画像3

CANDY DULFER
"WE FUNK HARDER TOUR IN JAPAN 2024"


2024 9.13 fri., 9.14 sat., 9.15 sun., 9.16 mon., 9.20 fri., 9.21 sat.
9.14 sat., 9.15 sun., 9.16 mon., 9.21 sat.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
9.13 fri., 9.20 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/candy-dulfer/

<MEMBER>
キャンディ・ダルファー(サックス、ヴォーカル)
他メンバー未定

後援:オランダ王国大使館

キャンディ・ダルファーの画像4

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