【JAM vol.233】STEVE GADD BAND JAPAN TOUR 2025
text= Kazunori Harada
最高峰のカリスマ・ドラマーが
新メンバーを加えた自身のバンドで
6デイズ公演を開催
彼らのライヴに足を運ばなければ、新年の訪れを実感できないーー そんな音楽ファンも年々、増えているはずだ。音楽のエキスパートが揃うスティーヴ・ガッド・バンドが2023年1月、2024年1月に続き、来たる2025年1月にも登場することが決定した!
"ドラムの神"ガッドのディレクションのもと、引き続き参加するメンバーはマイケル・ランドウ(レジーナ・ベルとピーボ・ブライソンが歌った「A Whole New World」のギタリスト)、ウォルト・フォウラー(元フランク・ザッパ&マザーズのトランペット奏者)、トラヴィス・カールトン(スティーヴ・ルカサー等とも共演するベース奏者)。今回はさらに新顔として、キーボード奏者のミッチェル・フォアマン、パーカッション奏者のデューク・ガッドが加わる。フォアマンはウェイン・ショーターのグループ、ジョン・マクラフリンのマハヴィシュヌ・オーケストラ等で頭角を現し、チャック・ローブ等とのユニット"メトロ"でも話題を集めた才人。18年にはラリー・カールトン"ザ・グレイテスト・ヒッツ"公演でブルーノート東京のステージに立っている。デューク・ガッドはスティーヴ・ガッドの愛息で、ジョン・トロペイ、ディオン等のレコーディングに参加するとともに、グラミー賞受賞作品『スティーヴ・ガッド・バンド』には共作楽曲「ホエアズ・アース」と「ラット・レース」を提供した。ブルーノート東京には、2014年10月に行われた『ミカリンバ featuring スティーヴ・ガッド、エディ・ゴメス、ジョン・トロペイ、リチャード・ストルツマン&デューク・ガッド』公演から約10年ぶりの登場となる。
各人の多彩なキャリアが反映された、ロック、ラテン、フォーク、アコースティック・ジャズ等のテイストも感じさせる、風通しの良い音作りが魅力のスティーヴ・ガッド・バンド。スティーヴとデュークの親子共演や、アコースティック・ピアノの名手としても知られるフォアマンがバンドに加えていく刺激も、今回の大きな聴きどころとなろう。果たしてどんな至芸でオーディエンスを圧倒してくれるのか、凄腕バンドへの期待は高まるばかりだ。
LIVE INFORMATION
STEVE GADD BAND JAPAN TOUR 2025
featuring MICHAEL LANDAU, TRAVIS CARLTON, MITCHEL FORMAN, DUKE GADD & WALT FOWLER
2025 1.24 fri., 1.25 sat., 1.26 sun., 1.29 wed., 1.30 thu., 1.31 fri.
1.24 fri., 1.29 wed., 1.30 thu., 1.31 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
1.25 sat., 1.26 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/steve-gadd/
<MEMBER>
スティーヴ・ガッド(ドラムス)
マイケル・ランドウ(ギター)
トラヴィス・カールトン(ベース)
ミッチェル・フォアマン(キーボード)
デューク・ガッド(パーカッション)
ウォルト・ファウラー(フリューゲルホーン、トランペット)