【JAM vol.235】CIMAFUNK & LA TRIBU | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

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【JAM vol.235】CIMAFUNK & LA TRIBU

【JAM vol.235】CIMAFUNK & LA TRIBU

text= Kazunori Harada

サマソニを熱狂させた
キューバの新世代ファンク・スターが待望の初登場!

 夏を先取りするかのように熱く、躍動的なライヴがこの4月に行われる。"SUMMER SONIC 2023"で鮮烈な日本デビューを飾ったアフロ・キューバン・ファンクのヒーロー、シマファンク&ラ・トライブのブルーノート東京初公演だ。

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 シマファンクはキューバ最西部のピナル・デル・リオに生まれ、子供の頃から教会で歌唱。2010年に首都ハバナへ移り、2014年から16年にかけてバンド"インテラクティボ"で活動後、ステージ・ネームを現在のものにした。2017年に入るとファースト・アルバム『Terapia』を発表し、収録曲「Me Voy」が大ブレイク。2019年にはアメリカ・ツアーとヨーロッパ・ツアーを成功させ、「タイニー・デスク・コンサート」や「トークス・アット・グーグル」といった人気番組にも登場。2021年のセカンド・アルバム『El Alimento』ではルーペ・フィアスコ、シーロー・グリーン、Pファンクの総帥であるジョージ・クリントンといった錚々たる顔ぶれとコラボレーションを展開、第65回グラミー賞の「ベスト・ラテン・ロック・オア・オルタナティヴ・アルバム」部門にノミネートされた。また、2024年発表の『PA'TU CUERPA』ではゴンサロ・ルバルカバ、キーヨン・ハロルド、トロンボーン・ショーティー、ムッシュ・ペリネらをゲストに迎え、さらにパワフルで視野の広い音作りを繰り広げている。また、今回の3デイズ公演の最終日には、日本を代表するファンク・バンド"在日ファンク"から浜野謙太と橋本剛秀が参上。場内をさらにエキサイトさせてくれるはずだ。

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 時にジェームス・ブラウンや、ロイ・ハーグローヴのプロジェクト"RHファクター"を引き合いに出されることもあるシマファンクの音楽。ファンク、ヒップホップ、ソウルなどのブラック・アメリカン・ミュージックと、アフロ・キューバン・ミュージックの火花散る融合が日本のクラブでどう炸裂するのか、興味は尽きない。どこかマーベルコミックの世界から飛び出してきたようなキャラクターも含めて、全身全霊で繰り広げられる極上のエンタテインメント・ショウを、満喫しつくそうではないか。

LIVE INFORMATION

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CIMAFUNK & LA TRIBU

2025 4.12 sat., 4.13 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/cimafunk/

<MEMBER>
シマファンク(リードヴォーカル)
ドクター・ザパ(ドラムス、ミュージカル・ディレクター)
マチェーテ(パーカッション)
ヒラリア・カカオ(トロンボーン、ヴォーカル)
ケイティ・カカオ(サックス、ヴォーカル)
エル・フリキ(ギター)
スモークス(ベース)
アルトゥーリト "エル・ワオ"(キーボード)


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CIMAFUNK & LA TRIBU
with guests KENTA HAMANO & TAKEHIDE HASHIMOTO from ZAINICHI FUNK


2025 4.14 mon.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/cimafunk-zainichifunk/

<MEMBER>
シマファンク(リードヴォーカル)
ドクター・ザパ(ドラムス、ミュージカル・ディレクター)
マチェーテ(パーカッション)
ヒラリア・カカオ(トロンボーン、ヴォーカル)
ケイティ・カカオ(サックス、ヴォーカル)
エル・フリキ(ギター)
スモークス(ベース)
アルトゥーリト "エル・ワオ"(キーボード)

Guests:
浜野謙太 [在日ファンク](ヴォーカル)
橋本剛秀 [在日ファンク](サックス)

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