<27th Anniversary> 音楽を愛する皆様とともに。ブルーノート東京27周年 | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

News & Features

<27th Anniversary> 音楽を愛する皆様とともに。ブルーノート東京27周年

<27th Anniversary> 音楽を愛する皆様とともに。ブルーノート東京27周年

1988年、南青山の骨董通り沿いにオープンしたブルーノート東京は、多彩なジャンルのトップアーティストたち、 そして多くの音楽ファンに支えられ、この11月で27周年を迎えます。今回はミュージシャンや各界でご活躍の皆様に、 ライブの魅力、そしてブルーノート東京の思い出をお寄せいただきました。(五十音順)

READ MORE
 comment photo

上原ひろみ
ピアニスト

ブルーノート東京に出演させて頂くたびに、「ホーム」と感じるのは、そこで働く全ての人の暖かいおもてなしの賜物だと思います。これからも、世界に誇る、素敵な居場所で在り続けてください。

 comment photo

ヴァネッサ・ウィリアムス
シンガー

ライブの魅力は、人の温度感がフレンドリーに感じられるところ。特にブルーノート東京ではお客様の笑顔が間近に感じられるのが醍醐味ですね。2011年、今やアーティスト"ライオン・ベイブ"として活躍している娘のジリアン・ハーヴィが初めて私のバックアップで歌ったことは大切な思い出です。ここでの経験が彼女を目覚めせたのではないでしょうか。おめでとうブルーノート東京!これまで20年以上も愛情深く応援してくれてありがとう!

 comment photo

エリック・ベネイ
シンガー

過去に何万回と演奏したことのある曲でも毎回変化があるし、観客と新たな音楽を創造することができるのはライブの魅力だね。ブルーノート東京での思い出を一つ挙げるとするならジノ・ヴァネリのライブ。以前、1日早く東京に着いた時でしたが、昔から彼の大ファンで、『明日僕は同じステージに立つ』って思いながら聴けるなんて最高だった。27周年の歴史の一部となれてとても光栄です。次のアニバーサリーにもここにいられたらと願うよ。

 comment photo

キャンディー・ダルファー
サックスプレーヤー

27年はすごいですね! おめでとう。私はライブをすることも聴くことも大好き。生演奏は本物であり、だましのない音楽、本当に音楽を楽しんでいる人がいる。それを経験できる場所として、ブルーノート東京は世界中で一番好きなライブハウスです。そして父、ハンス(人呼んでビッグ・ボーイ)と初めてここで演奏したことは忘れられない。オーディエンスは素晴らしいし、スタッフはいつも皆親切! 愛しているよ!

 comment photo

篠山紀信
写真家

50年代、「BLUE NOTE」のジャケ写がカッコよくて、あんな写真が撮りたいと、憧れたものだ。その本人に間近に会えたのが「ブルーノート東京」のステージ。アート・ブレイキー、M・J・Q、サラ・ボーン、オスカー・ピーターソン...枚挙にいとまがない。最近のお気に入りは、小曽根真率いる、ビックバンド、ノー・ネーム・ホーセズ。天井が落ちんばかりの大迫力。ここでこその快感、ガンバッテルネ。

 comment photo

JUJU
シンガー

私にとってブルーノートは憧れの場所であり、夢のような場所です。音楽で満たされることはもちろん、あの場所の持つ不思議なチカラでいつも夢見心地にさせられるのです。素晴らしい音楽、素晴らしく美味しい食事やお酒、素晴らしいスタッフのみなさんのホスピタリティー。何をとっても最高な場所、夢の場所。これからもずっと、私は夢見心地になるべくブルーノート東京に通い続けたいと思います♡ 27周年、本当におめでとうございます!!

 comment photo

デヴィッド・サンボーン
サックスプレーヤー

ライブではいつも思いがけないことが起こる、とくにブルーノート東京のような素晴らしいクラブでは、お客さんの力によって想像もし得なかった演奏ができたりするんです。今までの全てが素敵な思い出ですが、偶然、同時期に来日していたエリック・クラプトンやデレク・トラックスが観に来てくれたときは嬉しかったな。27周年ということで本当におめでとうと言いたいです。これからもずっと素晴らしいクラブであり続けてください。

 comment photo

ピーター・バラカン
ブロードキャスター

ブルーノート東京が誕生してから27年が経ちましたか。ぼくの息子も今27歳です。ブルーノートで初めて見たライヴは1991年のメイシオ・パーカーでしたが、当時息子が通っていた幼稚園でメイシオたちに演奏してもらい、その写真が先日出てきて、こんな嘘のような豪華な体験をした子供たちは幸せだったと改めて思いました。その息子は最近ロバート・グラスパーなどを聞きに、一緒にブルーノートに足を運ぶ音楽仲間になっていますが、幼児体験は大事だな、つくづくそう思います。

 comment photo

ブルーイ(インコグニート)
ギタリスト/プロデューサー

16年もの付き合いとなるブルーノート東京は、我々の歴史を語る上で欠かせない要素です。2011年震災直後の来日公演と、その合間に復興支援チャリティーソング「Love Will Find A Way」を録音できたことは一番の思い出となり、私の人生に於いて最も慎ましやかな体験となりました。全てのアーティストが望む、最高のステージに感謝します! 27周年おめでとう。Peace and One Love!

 comment photo

マーカス・ミラー
ベーシスト

自分の音楽をお客さんと同じ場所で共有できるところがライブの魅力で、またそれができることをとても光栄に思っています。ブルーノート東京ではすごく昔からライブをしているから数えきれないほど思い出深いことばかりで、もう家族の一員みたいです。前回は、新作『アフロディジア』からの演奏をとても注意深く聴いてくれているお客さんの表情がすごく印象的でした。27周年おめでとう!さらにこの先27年後もお祝いできるといいですね!

 comment photo

三宅裕司
喜劇俳優・司会
ラジオパーソナリティー

仕事柄私のまわりには電磁波だらけの機械が溢れている。聞こえてくる音楽もコンピューターで作ったものばかりだ。だから、人間が奏でる生の音楽が無性に聴きたくなることがよくある。美味しいお料理を食べながら好きな酒を飲む、そして間近のステージで世界的なミュージシャンの生の音楽を聴く。これはまさに自分に対する最高のご褒美だ。いい仕事を長く続ける為にもブルーノート東京は私にとって必要不可欠な場所です。これからもお世話になります。

 comment photo

リー・リトナー
ギタリスト

世界中をみても間違いなく、ブルーノート東京は僕の大好きなクラブだよ。音響システム、スタッフも素晴らしい人たちばかり。あと、大き過ぎず、小さ過ぎず...皆が快適で内装も素敵だね。まだ小さいクラブだった頃から出演しているけれど、どれも素晴らしいものだったよ。ここを通じて友人やファンと交流できたことが一番の思い出で、まるでホームのようだよ。お客さんはもちろん、日本のファンは確実に一番だね! 27周年おめでとう!

 comment photo

ロン・カーター
ベーシスト

皆さんの情熱が27年前から変わらず、それは演奏していてとても嬉しく思います。そしてアメリカンジャズへの造詣が深いこと。世界のどの観衆より詳しくて驚かされます。様々なプロジェクトでお邪魔していますが、やはりジム・ホールと演奏した2007年の公演は思い出深いですね。人としてまた一友人として、彼のことを尊敬していますし、懐かしく思い返します。27年前が昨日のことのようですが、これから何度も演奏したいです。

 comment photo

渡辺貞夫
音楽家

ブルーノート東京27周年、おめでとうございます。誕生当初から現在に至るまで、ここで幾つもの出逢いがありました。そのつながりから、アルバムやコンサートに参加してもらったミュージシャンもいます。僕が出演する際も、客として音を聴きに行く時も、フロアとキッチンの皆さんが満面の笑顔で出迎えてくれますが、その心地良さがブルーノートの魅力だと思います。

 comment photo

和田アキ子
シンガー

ブルーノート東京27周年、おめでとうございます!
私は昨年初めてLIVEをやらせて頂きましたが、今までで一番緊張しちゃいましたよ。だって、最前列の方々と距離が近いんだもん...(笑)私が初めて観たアメリカBlue Noteでの衝撃、今でも鮮明に覚えています。そして、ここ日本で27年。本場に負けないライブ会場があることを私は誇りに思います。これからも大人が楽しめる上質な音楽空間でいて下さいね。

 

 


 家内につきあい、クラシックのコンサートに出かけると、悩みはいつも食事のこと。開演前に満腹だと、厳かな旋律についウトウトしかねない。短い休憩時間に食事をしている暇はなく、終了後、近くの飲食店は同じコンサートの客が詰めかけ慌ただしい。もちろん、演奏中の飲食は厳禁だ。

 その点、「ブルーノート東京」は融通が利いて、うれしいばかり。開演前や演奏後のみならず、食事を楽しみながら演奏に耳を傾けることさえ許される。私なら開演前、センターペアシートでゆっくり腹ごしらえしてから、演奏に聴き入ることだろう。心を揺さぶられるソウルフルな歌声が聴こえてくれば、いくら周囲が暗くなろうと船を漕ぐような真似はせず、家内からひじ鉄をくらうこともない。

 ブルーノート東京の27周年に合わせたスペシャル・ディナー・コースには、シャルル・エドシックのシャンパンがグラスで1杯プレゼントされるという。このシャンパン、食前に飲み干してしまうには惜しいほどの力強さだ。春巻き状に揚げたブランダードと白子のクリスピーな食感や香ばしさにもよく合い、前菜のオマール海老とナスのガトーとも、互いの力強さが見事に引き合う。メインのサーロインステーキには渋みのしっかりした赤ワインを1杯頼み、演奏が始ったら、あのシャンパンにもう一度帰ろうと思う。弾ける気泡と長く続く余韻がドラムのビートに呼応する。

 シャンパンが新しい顔ぶれに

 ブルーノート東京の27周年に合わせたスペシャル・ディナー・コースには、シャルル・エドシックのシャンパンがグラスで1杯プレゼントされるという。このシャンパン、食前に飲み干してしまうには惜しいほどの力強さだ。春巻き状に揚げたブランダードと白子のクリスピーな食感や香ばしさにもよく合い、前菜のオマール海老とナスのガトーとも、互いの力強さが見事に引き合う。メインのサーロインステーキには渋みのしっかりした赤ワインを1杯頼み、演奏が始ったら、あのシャンパンにもう一度帰ろうと思う。弾ける気泡と長く続く余韻がドラムのビートに呼応する。

 シャルル・エドシック

[シャルル・エドシック]
(左)ブリュット レゼルヴ
Glass ¥2,079/Bottle (375㎖) ¥8,316/Bottle (750㎖) ¥13,068
(右)ロゼ レゼルヴ
Bottle (750㎖) ¥17,226
※価格は税サ込

柳 忠之(やなぎ・ただゆき)
ワインジャーナリスト。近くは山梨から遠くは南米チリまで世界中のワイン産地を飛び回り、専門誌ばかりではなく、「東京カレンダー」「GOETHE」「Men's Club」などの一般誌にも、ワインにまつわる記事を寄稿。

RECOMMENDATION