NY発、昨年初上陸したジャズ・フェスティバル
「Blue Note JAZZ FESTIVAL」が今年も開催

NYのさまざまなクラブやホールで、ジャズの名プレーヤー、そしてジャズの冒険的なスピリットを持ちながら新たなサウンドを生み出すアーティストやDJが一ヵ月にわたり連夜ライヴを繰り広げる一大イベントとしてNYで2011年にスタートした「Blue Note JAZZ FESTIVAL」。

今年で6回目を迎え、NYの夏の風物詩として定着したフェスティバルが、1日の野外フェスに形を変えて日本で開催されるのが「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」。初開催となった2015年にはジェフ・ベック、パット・メセニー、ロバート・グラスパー、スナーキー・パピー、ハイエイタス・カイヨーテら、ジャズというキーワードのもとに、ジャンルを超えて良質な音楽を奏でるアーティストたちが登場し大きな話題を呼びました。

会場はジャズの街、横浜の「赤レンガ野外特設ステージ」。目の前に大さん橋、その向こうにはベイブリッジを臨む最高の環境で、潮風を感じながら音楽を全身で浴びる。そんな特別な体験をしてみませんか。

大御所から新星まで一同に集結
夏を締めくくる、夢のステージ

昨年同様、ジャズを中心にヴェテランから新人まで人気アーティストが顔を揃えることになった日本でのブルーノート・ジャズ・フェスティバル。今年は半世紀近く現役で活動を続ける大御所ふた組がヘッドライナーとなり、2年目となるフェスを盛り上げる。

アース・ウィンド＆ファイアーは45年以上の活動歴を誇るソウル／ファンク・グループ。人種やカテゴリーを超えて支持され、ディスコ・ヒットとなった"セプテンバー"やバラードの"アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン"など、70年代を中心に数々のヒットを飛ばしてきた。リーダーのモーリス・ホワイトは今年2月に他界したが、フィリップ・ベイリー、ヴァーディン・ホワイト、ラルフ・ジョンソンの古参を中心に、現在も若きメンバーの力も借りながら絶賛活動中。ファンキーなグルーヴとソウルフルなヴォーカル＆ハーモニーで会場を熱くしてくれるはずだ。そして、ジョージ・ベンソンはジャズ～フュージョン界のスーパー・ギタリストとしてトップの座をキープし続けている大御所。ウェス・モンゴメリーの系譜を継ぐオクターブ奏法のギター、スキャットを交えた甘く滑らかなヴォーカルをトレードマークとし、76年のアルバム『ブリージン』はAORやソウル方面から注目を集めるキッカケとなった。心地よい風が吹く横浜の港でメロウなサウンドを奏でる"ブリージン"な光景が今から目に浮かぶ。

そのふた組に勝るとも劣らない大御所ベーシスト、マーカス・ミラーも登場する。10代の頃から地元NYのシーンで活躍していた彼は、ジャズを軸にソウル、ファンク、ヒップホップなどにも手を伸ばし、進化するベーシストとして80年代から自身のリーダー作品をリリース。ロバート・グラスパーやレイラ・ハサウェイらを招いた2015年の近作『アフロディジア』ではアフリカや南米の音楽要素も取り入れて"アフロ"な原点を追求。常に時代のエッジを意識してきた彼のステージも必見だ。

現在人気急上昇中の若手アーティストの出演も見逃せない。今回が初来日となるアンドラ・デイは、スティーヴィー・ワンダーに歌声を気に入られ、2015年にアルバム『チアーズ・トゥ・ザ・フォール』でデビューした歌姫。第58回グラミー賞では2部門にノミネート、同授賞式でのエリー・ゴールディングとのパフォーマンスも話題になった。ビリー・ホリデイやニーナ・シモン、ローリン・ヒルなどに憧れ、古き良きジャズやドゥーワップの薫りを現代のR&Bと融合させた音楽は懐かしくも新しく、エリカ・バドゥやクリセット・ミッシェルを好むリスナーにもアピールするだろう。また、ブルーノートから今年発表したメジャー・デビュー作『マン・メイド・オブジェクト』が人気を集め、過日の初来日公演も大好評だったゴーゴー・ペンギンの登場も話題だ。

2009年に結成された英国マンチェスター出身の20代からなるトリオで、その音楽性は"アコースティック・エレクトロニカ"とも形容される。クラシック風でもある抒情的なピアノや人力ドラムンベース的なビートで実験性溢れる革新的なジャズを奏で、時代の最先端を行く彼らの野外パフォーマンスも注目だ。

今や簡単には見ることの出来ない大御所や初来日の新人が揃った豪華ラインナップ。夏の終わりを締めくくる濃密な1日となりそうだ。

ARTIST LINEUP

EARTH, WIND & FIRE アース・ウインド＆ファイアー

Philip Bailey (lead vo, per), Ralph Johnson (vo, per), Verdine White (b), Philip Bailey Jr. (vo), Morris O'Connor (vo, g), David Whitworth (vo, per),
John Paris (vo, ds), Serg Dimitrijevic (g), Myron McKinley (key), Robert Burns Jr. (tp), Gary Bias (sax), Reginald Young (tb)

　

『フォーエヴァー』

（ソニーミュージックジャパン・インターナショナル）

　

『ベリー・ベスト・オブ・EW&F』

（ソニーミュージックジャパン・インターナショナル）

GEORGE BENSON ジョージ・ベンソン

George Benson (g, vo), Stanley Banks (b), David Garfield (key), Thom Hall (key), Michael O'Neill (g, vo), Khari Parker (ds), Lilliana de los Reyes (per, vo)

　

『キング・コールを歌う』

（ユニバーサル・ミュージック）

MARCUS MILLER マーカス・ミラー

Marcus Miller (b, bcl, vo), Alex Han (sax), Marquis Hill (tp), Alex Bailey (ds), Caleb McCampbell(key)

　

『アフロディジア』

（ビクターエンタテインメント）

ANDRA DAY アンドラ・デイ

Andra Day (vo), Dave Wood (g), Charles Jones (key), Fernando Raio (b), Angus Godwin (ds)

　

『チアーズ・トゥ・ザ・フォール』

（ワーナーミュージック・ジャパン）

GOGO PENGUIN ゴーゴー・ペンギン

Chris Illingworth (p), Nick Blacka (b), Rob Turner (ds)

　

『マン・メイド・オブジェクト』

（ユニバーサル ミュージック）

Blue Note JAZZ FESTIVAL MORE INFORMATION

大盛況のうちに幕を閉じた2015年。
今年もライブとフード、そして横浜の開放感を大いに楽しみたい！

Blue Note JAZZ FESTIVAL in NY

6月、ニューヨークは今年も熱かった！　
今や夏の一大"都市型フェス"として、街がジャズ一色に

ブルーノートNYの創業30周年を記念して始まったブルーノート・ジャズ・フェスティバル。6月の一ヶ月間、複数のヴェニューで行われ、ジャズを中心に、ラテン、R&B、ヒップホップなど、様々なジャンルのアーティストが登場する。6年目となる今年はカマシ・ワシントン、ロバート・グラスパー、アル・ジャロウ、ジョシュア・レッドマン、リバース・ブラス・バンド、タリブ・クウェリ、ジルベルト・サンタ・ローサなどが出演し、NYの街を熱くした。

Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016
ブルーノート・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン 2016

開催日：9月17日（土）／時間：開場 11:00　開演 12:00
※タイムテーブルは後日発表いたします。
会場：横浜赤レンガ野外特設ステージ

【席種／価格】※各プレイガイドにて発売中！
S指定席：￥26,000 特典：各種優先サービス（専用トイレ、優先ドリンクレーン、記念グッズ他）
A指定席：￥19,000／スタンディング：￥10,800※価格は全て税込

※ご入場の際、別途1ドリンク代500円をいただきます。
※出演アーティスト変更による払い戻しはいたしません。
※小学生以下は保護者の同伴に限り入場無料となります（スタンディングエリアのみ）。　※雨天決行
※オフィシャルHP内の「注意事項」を必ずご確認、了承の上、チケットをご購入くださいますようお願いいたします。

主催：Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016実行委員会
後援：横浜市文化観光局、横浜港運協会、横浜港振興協会、FM横浜、
横浜アーツフェスティバル実行委員会
企画制作・運営：クリエイティブマン、ブルーノート・ジャパン

お問い合わせ：クリエイティブマン ／ TEL. 03-3499-6669
http://bluenotejazzfestival.jp