新譜を携えて来日するケニー・ギャレットに、期待高まるメッセージが到着
「スピリチュアル・ジャズ・ダンス・ナンバー」
そう称されるケニーのサウンドと
皆が心と体を揺さぶるショウの魅力が語られる!
いよいよ公演間近となった現代屈指のサックスプレイヤー、ケニー・ギャレット。今回はジャズの歴史と世界の音楽を飲み込むヒップなグルーヴが満載の新作を携えて来日する。ここではその魅力を熟知した方々からのコメントをご紹介します。
(五十音順)
沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)
http://www.kyotojazzmassive.com
「Hey,Chick」や「Welcome Earth Song」といった楽曲から窺えるように、Kenny Garretはアメリカのメインストリーム・ジャズ・シーンでスビリチュアル・ジャズの精神を継承している数少ない現役ミュージシャンの一人だ。そんな彼が踊れるジャズ⁉︎を意識したニュー・アルバムを引っ提げ来日する。今ジャズのファンにもクラブ・ジャズの愛好家にも是非足を運んで欲しい。評価はそのスタイルではなく、人の心を打つかどうかで判断されるべきだと思うから。彼の真摯で意欲的な演奏に期待する。
北川潔(ベーシスト)
http://kitagawa.exblog.jp
ケニーが僕とブライアン・ブレイドを連れてヨーロッパ各地をツアーし、その集大成として"Triology"を録音したのが'93年、もう23年も前のことだ。当時から今に至るまで常にその傑出したテクニックとワンフレーズ聴いただけですぐにケニーだとわかる個性的な音色でジャズファンを魅了してきている。今回の新作でもその「ギャレット節」は満載。でも彼の本領が発揮されるのはやはりライブ!皆さんぜひ「ギャレット節」をたくさん浴びてきてください。
テラス・マーティン
http://www.terracemartinmusic.com
ケニーは人々の音楽への見方を変えたね。俺はサウス・セントラル生まれで、25歳まで生きれれば運が良い、治安の良くないタフなエリアなんだ。ケニーもデトロイトで、俺と同じような苦境の中で育ってる。だから、俺たちにとって重要な存在だったんだよね。彼は「自由」を象徴してた。今でもケニーがマイルス・デイヴィス、アフリカのミュージシャン、ジャズ・ミュージシャン、ロック・ミュージシャンと演奏しているのが聴こえるよ。偏見のない広い心を持つことが大事なんだ。
(出典:DownBeat Magazine / September 2016 / Volume 82, Number 9)
ブライアン・ブレイド
http://www.brianblade.com
ケニー・ギャレットの生演奏を体験できるひとはとてもラッキーだと思う。彼の音楽は無限の魂、妙技と喜びに満ちている。できれば自分もお客として東京公演に行きたいほどです。自分にとってケニーは大切な先生であり、インスピレーションでもある。心から感謝しています。彼が与えてくれた思いやりの気持ちや人情はなかなか報えないものです。是非ケニーの音楽を楽しんでください。
2016. 8.26 fri, 8.27 sat コットンクラブ
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/kenny-garrett/