【JAM vol.222】Lisa Ono × Tatsuya Shimotori
公演限定特別プレート
ピエモンテチーズのリゾット、牛フィレステーキのベーコン巻き
この夏、「イタリアを経由して、ブラジルへの音楽旅行」をテーマにブルーノート東京公演を予定しているボサノヴァ・シンガーの小野リサさん。ブルーノート東京シェフの霜鳥達也とコラボレーションし、ライヴ期間限定の特別メニューが完成しました。料理への造詣が深く、過去にはイタリア語で歌うアルバムもリリースしている小野さん。今回シェフにリクエストした料理は「ピエモンテチーズのリゾット、牛フィレステーキのベーコン巻きにマデラ酒のソース」でした。
photography = Jun Hasegawa
text = Tomoko Kawai
「これはブラジルを訪れると必ず食べる、私にとっての定番メニュー。ブラジルは赤身肉がおいしくて、首都サンパウロには上質なイタリアンも多くあります。その2つが融合したひと皿だから、今回のライヴにぴったりだと思います」
シェフ霜鳥がその願いに応えて作り上げたのは、厚切りの牛フィレ肉ソテーとイタリア産チーズのドリアが並ぶ一品。ドリアはベシャメルソースとモッツァレラ、そしてピエモンテの銘醸ワインであるバローロの絞りかすで熟成させたチーズ「オッチェリ アル バローロ」を使ったなめらかで濃厚な味わい。フィレステーキの周りには、生野菜のソース「モーリョ・ヴィナグレッチ」、ブラジル人シンガーのジョイス・モレーノ直伝のレシピで作るブラジル風ふりかけ「ファロッファー」、シュラスコを彷彿とさせるパイナップルのチャツネが添えられています。
Buono Buono ¥7,000(tax in)提供期間:8月13日(日)〜8月16日(水)
「このひと皿に世界が詰まっていますね!」と笑顔を見せる小野さん。 「モーリョはアラブ系ブラジリアンから広まったソースだし、マデラソースはフランス、チャツネはインド。料理全体にうまみ、まろやかさ、酸味がバランスよく散りばめられています。イタリアだけでなく、さまざまな場所でトランジットしてブラジルにたどり着けそうですね」とうれしそうに語ります。
小野さんが自ら名付けた料理名は、イタリア語で"おいしい"という意味。「イタリアの人たちが、人差し指をほっぺに当ててくるくる回しながら"Buono Buono"と言うのがお茶目だなと思って。ぜひライヴでも、このジェスチャーをしながらオーダーしてみてくださいね」
LISA ONO
"Fly me to Brasil ~ via Italy!"
小野リサ
"Fly me to Brasil ~ via Italy!"
2023 8.13 sun., 8.14 mon., 8.15 tue., 8.16 wed.
8.13 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
8.14 mon., 8.15 tue., 8.16 wed.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/lisa-ono/
<MEMBER>
小野リサ(ヴォーカル、ギター)
奥山勝(ピアノ)
小泉哲夫(ベース)
藤井摂(ドラムス)
グスターヴォ・アナクレート(フルート、サックス)
ルイス・バジェ(トランペット)
後援:駐日ブラジル大使館