小曽根真とブルーノート東京が"和酒・菊水"で、料理のコラボレーション
KIKUSUI × BLUE NOTE TOKYOステージを彩る銘酒・無冠帝と料理のセッション。
― 小曽根真 ―
待望のニューアルバムをリリースしたMAKOTO OZONE"THE TRIO"が、ブルーノート東京のステージに帰ってくる!
小曽根真さんも太鼓判を押す日本酒・無冠帝と限定コラボメニューを味わいつつ、最高の夜を。
photography = Hiroyuki Matsukage interview & text = Kei Sasaki
日本を代表するジャスピアニスト・小曽根真さんが率いる"小曽根真 ザ・トリオ"が10年ぶりに再始動。ニューアルバム『ディメンションズ』をリリースし、11年ぶりにブルーノート東京での公演を開催する。ソロにビッグバンド、オーケストラとさまざまなスタイルで演奏する小曽根さんだが、ジェームス・ジーナス(b)、クラレンス・ペン(ds)という最強のリズムセクションを擁するザ・トリオは、その根幹を成すプロジェクト。
ジャズファンのみならず、幅広い音楽ファンが注目するスペシャルな公演を記念して、ブルーノート東京は小曽根真さんとコラボレーションした特別メニュー「THE TRIOパテと野菜 トリュフのアクセント」を用意した。「ここ数年、野菜中心の食生活を続けている」という小曽根さんのリクエストに応え、色とりどりの野菜をたっぷり、さまざまな調理法で。合わせて楽しみたいのは、グラスでサーブされる日本酒・無冠帝。公演に先駆けて、小曽根さんにも試食していただいた。ステージのある日は一切、アルコールを口にしないという小曽根さんにとって、その分、おいしい酒と料理を味わう時間はとっておきのリラックスタイム。実は大の日本酒好きなのだとか。
「トリュフの香りがリッチで、野菜は甘いもの、酸味のあるもの、食感もいろいろ。おいしいなあ。無冠帝は、香りは華やか、飲み口はフルボディ。フレンチにもよく合いますね」
無冠帝は新潟の老舗蔵元・菊水酒造が1985年に発売した吟醸生酒。日本酒好きの小曽根さんが評する通り、生酒ならではのフレッシュな香りと、旨辛口の味わいが特長だ。
「卵、クリーム、トリュフ、野菜、いろんな味を引き立てる、包容力のある味わい。時間が経って少しドライになってきて、それがまたいい...」
無冠帝という名前には、「冠はなくとも帝王の心意気で」という想いが込められている。他人の評価には左右されず、高い志で、味そのもので勝負しよう、と。「だから心を動かされるんですね」と、小曽根さん。
「音楽も同じ。人の心を震わせる音というのは、にわかには出せないし、技術だけでも出せない。"こういう音を奏でたい"という強い気持ちがないと。確かに美味しい、でもそれだけじゃない何かを味わいの中に感じるんですよね」
小曽根さんも共鳴する、クラフトマンスピリッツあふれる日本酒といろんな味わいが詰まった料理のセッションは、10年ぶりの"THE TRIO"のステージを、より味わい深いものにしそうだ。
小曽根真(おぞね・まこと)
1961年、兵庫県生まれ。幼少の頃から独学でジャズを学ぶ。バークリー音楽院卒業後、『OZONE』(83年)でデビュー、2002年、ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンとの共演でグラミー賞ノミネート。ソロ、トリオ、ビッグバンド、オーケストラなど多様なスタイルで活動する。
COLLABORATION MENU
THE TRIO パテと野菜 トリュフのアクセント ¥2,613(税サ込)
無冠帝 ボトル(300㎖) ¥1,900(税サ込)
野菜の甘み、トリュフの香りや卵のコクが見事なアンサンブルを奏でる。
野菜の下にはタマネギのクランブルも。
[提供期間]小曽根真 ザ・トリオ
2017年 9月8日(金)~9月9日(土)、9月12日(火)~9月13日(水)
無冠帝
1881年創業の新潟の老舗蔵元・菊水酒造株式会社がつくる吟醸生酒。現代のテーブルに映え、暮らしに生きるスタイリッシュな和酒。すっきり辛口でありながら、しっかり旨口。生酒ならではのフレッシュな香りも豊か。
菊水酒造株式会社
〒957-0011 新潟県新発田市島潟750
TEL 0120-23-0101
※平日10:00~17:00(土日祝日等を除く)
URL http://www.kikusui-sake.com/