夏の入り口は繊細な味わいのワインで心を酔わせて
[MONTHLY BEST CHOICE | SPECIAL MAY MENU]夏の入り口は繊細な味わいのワインで心を酔わせて
ブルーノート東京のソムリエが提案する5月のとっておきワインの一本が、
ブルゴーニュの「サン・ブリ エクゾギュラ・ヴィルギュラ ゴワゾ」。
ブルゴーニュの白といえば、そのブドウ品種として真っ先にシャルドネが思い浮かぶところでしょうが、サン=ブリ地区は例外。ブルゴーニュの北端に位置し、かつてはロワールと縁があったため、ブルゴーニュでは珍しくソーヴィニヨン・ブランを使ったワイン造りを行っています。
READ MORE
造り手のジャン・ユーグ・ゴワゾは完璧主義で妥協を許さないことで知られ、十分な樹齢のブドウ(半分が10~15年、もう半分が15~40年の樹齢のもの)のみを用い、さらに貴腐菌が付着した粒を混ぜています。そのため、青いハーブを想わせる爽やかな味わいの中に確かなコクが主張。左でご紹介する5月のスペシャリテ「くぬぎ鱒のラビオリ」の世界観にも通じて、両者は見事なハーモニーを奏でます。
そして、もうひとつピックアップしたいのが山梨県牧丘にある四恩醸造。栽培と醸造を取り仕切る小林剛士氏のワインは自然体で自由そのもの。中でも巨峰で造られる「ローズ ロゼ」は、香りはフルーティでありながら飲み口はスッキリ。稀少性が非常に高く、ボトルに出合ったときが飲みどきです。ぜひ、ご注目ください。
「サン・ブリ エクゾギュラ・ヴィルギュラ ゴワゾ」
グラス1,500円/ボトル6,000円
「四恩醸造 ローズ ロゼ」
ボトル4,500円