ニューヨーク・タイムズが“チャーリー・パーカー以降に登場した、最も重要なサックス奏者のひとり”と称賛。ワン&オンリーの音色とスピリチュアルなプレイで圧倒的な存在感を放つケニー・ギャレットが、ジャズの歴史と世界の音楽を飲み込むヒップなグルーヴが満載の、スピリチュアル・ジャズ・ダンス・ナンバー集を携えて来日する。アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズを経て帝王マイルス・デイヴィスのバンドに在籍、その後は自身のグループを中心に活動してきたケニー。「他人がどんなスタイルで踊っていても、自分の思うように踊ろう!」というメッセージを込めてケニーが放つサウンドは、東京でもオーディエンスの心と体を揺さぶり、突き動かすことだろう。
カマシ・ワシントンが語る
ケニー・ギャレットの魅力
ウェブマガジン<The QUIETUS>で組まれたカマシ・ワシントンの特集「Thirteen Prayers: Kamasi Washington's Favourite Albums」で、カマシ本人が厳選した13の作品の中にケニー・ギャレットの『ソングブック』を発見。今や現代ジャズシーンを牽引する存在のサックスプレーヤーが敬愛するケニーの魅力とは?
「『ソングブック』を初めて聴いたのはモダン・ジャズをあまり知らなかった頃で、私の友人が『ソングブック』のテープを持っていて、ある日、僕の車で聴いたんだ。それはとてもドープで、すぐCDを買ったんだ。その2日後、南カリフォルニア大学でケニー・ギャレットの公演があったので観に行ったんだけど、とても驚いた。ジャズは過去だけではなく、今のものでもあるんだとわかったんだ。これは僕の持っていたコルトレーンのレコードと同じくらいカッコよかったけど、現代の音楽だ!ってね。それは当時の僕にとってはとても重要なことだったんだよ。
僕とケニーには似ているところがある。特にはジョン・コルトレーンの重たいジャズの部分とゴスペル、といった複数のスタイルからなる要素だね。ケニーはファンキーだし、そこには僕が気に入っていたハーモニック・ダンスのリズムもある。そんなことを考えると音楽的に合っていると思ったんだ。
若い頃は友人たちとは本当に音楽に熱狂していたし、両親が自分のやりたいことをやらせてくれたことは本当にラッキーだったよ。ただ、全てのコンサートやジャムセッションに行きたかったけどお金がなく、ケニー・ギャレットが街に来て火曜日から土曜日まで公演していたときには、絶対あの音楽を聴きたくて、なんとかクラブに入り込み、全ての公演を観たものだよ」
(出典:The QUIETUS http://thequietus.com/)
KENNY GARRETT
ケニー・ギャレット
¥8,000(税込)
ライヴとディナーのお得なセットプラン ¥9,800(税サ込)
※セットプランのご予約はブルーノート東京HPからのWEB予約、およびお電話で承ります。
→座席のレイアウトはFLOOR LAYOUTをご確認ください
→18歳以上の学生の方は、学生割引がございます。詳しくはこちら
カクテル名
BLUE NOTE RUNNING GARRETT
スパイスラムとアマレットの香り豊かな甘みに旬のネクタリンをたっぷり使用したフルーツ感溢れるロングカクテル。