クラシック、ジャズ、フラメンコ
ジャンルを超えたギタリストの頂上共演

福田進一、渡辺香津美、沖仁。３人のトップ・ギタリストが一堂に会する夢の共演が実現する。クラシック・ギター界を代表する福田は、仏パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業し、1981年パリ国際ギターコンクールで優勝。以後、ソロをはじめ、主要オーケストラや超一流ソリストとの共演など国内外で活動し、世界的評価を獲得。また音楽教育にも力を注ぎ、鈴木大介や村治佳織ら実力派スターを輩出するなど、シーンを牽引し続けている。本公演では、ジャズ・ギタリストの代名詞的存在の渡辺香津美、フラメンコ・ギターの可能性を追求し続ける沖仁が登場。それぞれのフィールドを代表する存在でありながら、ジャンルの壁を軽く超える彼らの共演。ギターの魅力が堪能できるファン必見のステージだ。

★プロフィール：

福田進一
1981年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝。以後40年に亘り、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、超一流ソリストとの共演を続け、ボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。ディスコグラフィーは既に100タイトルを超える。平成19年度「外務大臣表彰」受賞。平成23年度芸術選奨「文部科学大臣賞」受賞。

渡辺香津美
名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続け現在に至る。独自の＜カズミサウンド＞を創り出すことでも定評がある。洗足学園音楽大学ジャズコース客員教授。

沖仁
幼少の頃よより音楽に親しみ、尺八、ピアノ、ベース、ドラムを経てギターと出会う。日本フラメンコ協会新人公演にて奨励賞受賞。2006年メジャーデビュー。2010年、スペインのフラメンコギターコンクール国際部門で日本人初の優勝。ソリストとしての活動に加え様々なアーティストとの共演や後進の指導にも力を注ぐ。