2009.03.10
男のサックス道
artist JOSHUA REDMAN
JOSHUA REDMAN : 男のサックス道
現代最高峰のサックス・プレイヤーの1人として名を挙げられる機会の多いジョシュア・レッドマン。
近年の活動は、まるでサックス・プレイヤー人生に勝負がかかっているかのような勢いにも見受けられる、サックス+ベース+ドラムのみという無骨な編成、つまりは飾り気のない、言い換えればごまかしのきかないスタイルに取り組んでいます。
前作『バック・イースト』、そして今月18日に国内盤発売予定『コンパス』、2作連続にてその姿勢がうかがえますが、勝負がかっているように見えるとはいえ、その雰囲気は人生がけっぷちというものではまるでなく、むしろその勝負、かけひきを満喫している様子すら漂うものです。
一見専門的分野のごとくジャズの複雑な世界に取り組んでいるかのようではありましたが大間違い、テナーサックスの音色による "コンパス" が、まだ見ぬ彼らの音世界へ誘ってくれることでしょう。
どのような新境地を見せてくれるのか、約2年ぶりのジョシュアの登場に期待が高まります。
ジョシュア・レッドマン
『コンパス』
(ワーナーミュージック, 3/18 発売) →
● こちらは、以前の編成・Joshua Redman Elastic Band feat. Sam Yahel & Brian Blade - ♪ Jazz Crimes
● ジェームス・カーターとの"競演" ♪
● またいつか近い将来実現してほしい顔合わせ:with Brad Mehldau, Christian McBride & Brian Blade
● スティーヴィー・ワンダーとの共演 ! 豪華 : "Duke Ellington Tribute"
coming soon