2013 7.25 thu. - 7.26 fri.
JAZZANOVA LIVE featuring PAUL RANDOLPH
artist JAZZANOVA
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
クラブ・ジャズ/フューチャー・ジャズの醍醐味を伝える"ジャザノヴァ・ライヴ"が、ちょうど1年ぶりに戻ってきました。
そもそもジャザノヴァは15年以上の活動歴を誇るプロデューサー集団ですが、同時に凄腕ミュージシャンを迎えて積極的なライヴ活動を繰り広げています。ラフな恰好をした大柄のステファン・ライゼリンク(パーカッション)、ネクタイとスーツでビシッと決めた細身のアクセル・ライネマー(ラップトップ)の凸凹コンビは、今回もステージ前方の左右に陣取って司令塔的名役割を発揮。テナー・サックスのセバスチャン・ボルコウスキとトロンボーンのステファン・ウルリッヒのアンサンブルは'70年代のザ・クルセイダーズを思わせ、新たに参加したクリストフ・アダムスのフェンダー・ローズは、『ヘッド・ハンターズ』の頃のハービー・ハンコックを連想させます。
しかし、"この男"こそが、当ステージ最大のヒーローでしょう。デトロイトが生んだベースマン/シンガー、ポール・ランドルフです。一応フィーチャリング・メンバー扱いですが、現在の彼はもはや"ジャザノヴァの声"といっていいように思います。途中からベースをポール・クレバーに任せてヴォーカルに専念しましたが、アクションのかっこよさ、よく通る声、艶やかなファルセット、すべてがジャザノヴァ・ライヴには欠かせない魅力と断言できるはずです。
総立ちのオーディエンス、90分にも及ぶ熱演。今年もジャザノヴァ・ライヴは日本の夏を熱く彩っています。公演は本日も開催!
(原田 2013 7.26)
2013 7.25 thu.
1st | |
---|---|
1. | INTRO |
2. | LOOK WHAT YOU'RE DOING TO ME |
3. | LET ME SHOW YA |
4. | THAT NIGHT |
5. | LITTLE BIRD |
6. | NO USE |
7. | NO USE JAM |
8. | I HUMAN |
9. | FLASHBACK |
10. | BELIEVER |
11. | BOOM CLICKY BOOM KLACK |
12. | I CAN SEE |
13. | NOW THERE'S WE |
2nd | |
1. | INTRO |
2. | LOOK WHAT YOU'RE DOING TO ME |
3. | LET ME SHOW YA |
4. | THAT NIGHT |
5. | LITTLE BIRD |
6. | NO USE |
7. | NO USE JAM |
8. | I HUMAN |
9. | FLASHBACK |
10. | BELIEVER |
11. | BOOM CLICKY BOOM KLACK |
12. | I CAN SEE |
13. | NOW THERE'S WE |
14. | LET IT GO |