2014 10.22 wed. - 10.24 fri.
THE BRAND NEW HEAVIES
artist THE BRAND NEW HEAVIES
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
渋みのある表情でドラムスを叩きながら歌うヤン・キンケード、マッチョで骨太なベーシストのアンドリュー・レヴィ、貴公子的なルックスでソウルフルなギターをかき鳴らすサイモン・バーソロミュー。ルックスの見事に異なる3人が一体となってオーディエンスを徹底的に楽しませてくれます(個人的には日本のTHE ALFEEとダブります)。英国が誇る"アシッド・ジャズの王者"、ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズが堂々の再登場です。
20日に「名古屋ブルーノート」での公演を終えて、東京にやってきた彼ら。1曲目のイントロダクションからエンジン全開です。ヤンの重厚なバスドラの音色がずっしりと響き、ホーン・セクションが炸裂します。フィーチャリング・シンガーから正式メンバーになったドーン・ジョセフは貫禄たっぷり、サングラスのデザインも衣装の着こなしも本当におしゃれです。3曲目には早くも代表曲「Never Stop」が登場。場内の熱気は、いやがおうにも高まります。立って踊るひとあり、一緒にリフレインを歌うひとあり、手拍子をするひとあり。オーディエンスのそれぞれが思いのままにザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズのサウンドに浸っています。
中盤ではヤンが素晴らしいリード・ヴォーカル&ドラム・プレイを聴かせる「Heaven」や、楽器奏者全員のプレイがフィーチャーされた「Gimme One Of Those」も聴くことができました。衣装チェンジをして戻ってきたドーンは、しっぽ(?)をつけたキュートな装い。艶いっぱい、迫力満点の歌声で最新作『スウィート・フリークス』のタイトル曲、グループの大定番である「You Are The Universe」、「Dream Come True」等を、次々と歌いこなします。カラフルな照明(ライティング)も、曲の雰囲気にぴったり合って実に効果的でした。
「これこそ、まさにザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ」と叫びたくなるような会心の一夜でした。結成から26年を迎えた今も、彼らの歩みは、まさしく"Never Stop"なのです。公演は24日まで続きます。
(原田 2014 10.23)
2014 10.22 WED.
1st | |
---|---|
1. | INTRO |
2. | BACK TO LOVE |
3. | NEVER STOP |
4. | DREAM ON DREAMER ~ MIDNIGHT AT THE OASIS |
5. | BRING THE RAIN |
6. | HEAVEN |
7. | GIMME ONE OF THOSE |
8. | SOMETIMES |
9. | SUNLIGHT |
10. | SPEND SOME TIME |
11. | SWEET FREAKS |
12. | STAY THIS WAY |
EC1. | YOU ARE THE UNIVERSE |
EC2. | DREAM COME TRUE |
2nd | |
1. | INTRO |
2. | BACK TO LOVE |
3. | NEVER STOP |
4. | DREAM ON DREAMER ~ MIDNIGHT AT THE OASIS |
5. | BRING THE RAIN |
6. | HEAVEN |
7. | GIMME ONE OF THOSE |
8. | SOMETIMES |
9. | SPEND SOME TIME |
10. | SWEET FREAKS |
11. | STAY THIS WAY |
EC1. | YOU ARE THE UNIVERSE |
EC2. | DREAM COME TRUE |