12.12 fri. - 12.13 sat.
CLÉMENTINE
artist CLEMENTINE
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
フレンチ・ポップスの魅力を日本に伝え続ける歌の親善大使、クレモンティーヌ。今年2回目の「ブルーノート東京」公演が始まりました。
バックには名ピアニスト、ローレン・デ・オリヴェイラを始めとする職人肌のメンバーが揃っています。ぼくにとっては彼らのプレイも、ライヴの大きな楽しみです。
「パート・オブ・ユア・ワールド」に始まり、グロッケンシュピール(小型の鉄琴)やカズーもクレモンティーヌみずから演奏する「ビビディ・バビディ・ブー」、ディズニーマリーの公式ソングである日本語曲「パリのお散歩~ディズニーマリー」など最新作『クレモンティーヌ・シングス・ディズニー』に入っている曲を次々と聴かせてくれました。
MCに日本語を織り交ぜるだけではなく、スケッチブックに日本語を書いて、ファンとしっかりコミュニケーションをとります。「ミッキーマウス・マーチ」がボサノヴァ風なアレンジで蘇ったのも新鮮でしたし、いろんな歌手が声を張り上げて熱唱している2014年の代表曲「レット・イット・ゴー」を、ウィスパー・ヴォイスでサラリと聴かせるあたりも、発想の転換といえましょう。クリスマスが近づいているということで、「そりすべり」、「ジングル・ベル」も歌ってくれました。
赤いドレスに着替えてからはギターとのデュオ「男と女」、すっかり代表曲のひとつとなった「天才バカボン」などを歌って観客を沸かせます。
ラスト近くではフランスが世界に誇る名曲「マイ・ウェイ」も披露。つい先ほど、チコ&ザ・ジプシーズもこの曲を「ブルーノート東京」に響かせていましたが、クレモンティーヌの解釈は彼らとは正反対、とてもソフトでクールです。アレンジ(編曲)ひとつで印象がこんなに変わるのかと、ぼくは改めて驚きました。
(原田 2014 12.13)
2014 12.12 FRI.
1st | |
---|---|
1. | PARTIR LÀ-BAS |
2. | BIBBDI-BOBBIDI-BOO |
3. | DISNEY MARIE |
4. | AMIS POUR LA VIE |
5. | MICKEY MOUSE CLUB MARCH |
6. | MA CHÉRIE |
7. | SUPERCALIFRAGILISTIC - EXPIALIDOCIOUS |
8. | LET IT GO |
9. | SLEIGH RIDE |
10. | JINGLE BELLS |
11. | UN HOMME ET UNE FEMME |
12. | RAMU’S LOVESONG |
13. | BAKABON |
14. | FLY ME TO THE MOON |
15. | TEA FOR TWO |
16. | PARIS WALK |
EC1. | COMME D’HABITUDE |
EC2. | AUX CHAMPS-ELYSÉES |
2nd | |
1. | PARTIE LÀ-BAS |
2. | DISNEY MARIE |
3. | AMIS POUR LA VIE |
4. | MICKEY MOUSE CLUB MARCH |
5. | SUPERCALIFRAGILISTIC - EXPIALIDOCIOUS |
6. | BIBBDI-BOBBIDI-BOO |
7. | LET IT GO |
8. | SLEIGH RIDE |
9. | JINGLE BELLS |
10. | UN HOMME ET UNE FEMME |
11. | RAMU’S LOVESONG |
12. | BAKABON |
13. | FLY ME TO THE MOON |
14. | TEA FOR TWO |
15. | PARIS WALK |
EC1. | COMME D’HABITUDE |
EC2. | AUX CHAMPS-ELYSÉES |