2019 3.24 sun., 3.25 mon., 3.26 tue., 3.27 wed.
BILL EVANS 30th ANNIVERSARY SUPER BAND with special guest ROBBEN FORD featuring JAMES GENUS, KEITH CARLOCK
artist BILL EVANS , ROBBEN FORD
原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO
マイルス・デイヴィス・バンド出身のサックス奏者ビル・エヴァンスが、"30thアニヴァーサリー・スーパー・バンド"を率いて昨日から快演を繰り広げています。共演メンバーはジェイムズ・ジナス(ベース)、キース・カーロック(ドラムス)、そしてスペシャル・ゲストのロベン・フォード(ギター、ヴォーカル)。今年はビルが初めてブルーノート東京に登場してからちょうど30年(ちなみにその時のメンバーもチャック・ローブ、ジム・ベアード、ダリル・ジョーンズ、デニス・チェンバースという豪華なものでした)。彼は終始笑顔で、「大好きな場所に戻ってこれて、とても嬉しいよ」といいながら、いまにも客席に飛び込みそうな勢いでサックスを吹きまくりました。
加えて今回、ビルはできたての最新アルバム『Sun Room』を持参しています。今回の来日メンバーと同じ顔ぶれで、なんと1か月前にレコーディングが完了し、日本のファンのために特別にCD化した作品で、現在のところ公演期間中、ブルーノート東京でしか手に入れることができません。ステージはこのアルバムに収録されている曲を中心に進みました。どのナンバーが演奏されるのかは各セットをご覧になった方のお楽しみになるかと思いますが、モダン・ジャズ、ブルース・ロック、シャッフル、ファンク、セカンド・ライン・リズムなどが自然にとけあった親しみやすく躍動的なサウンドは、ファンを"一目ぼれ"ならぬ"一聴ぼれ"させてくれることでしょう。ビルはテナーとソプラノの両サックスのほかピアノの弾き語りも聴かせ、ロベンだけではなくジェイムズやキースの重量級ソロもフィーチャー。超満員の場内は大いに沸きました。
引っ張りだこの4人ゆえ、彼らが一堂に会するチャンスは世界的にも稀少だと思います。スーパー・バンドの雄姿をぜひごらんください。公演は27日まで続きます。
(原田 2019 3.25)
Photo by Tsuneo Koga
2019 3.24 SUN.
1st | |
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1. | STAR TIME |
2. | SOMETHING IN THE ROSE |
3. | PIXIES |
4. | GOLD ON MY SHOULDER |
5. | CATCH A RIDE |
6. | YOU CAN SEND ME FLOWERS |
7. | BIG MAMA |
8. | BOTTLE OPENER |
EC. | FAIRCHILD |
2nd | |
1. | STAR TIME |
2. | SOMETHING IN THE ROSE |
3. | PIXIES |
4. | FAIRCHILD |
5. | CATCH A RIDE |
6. | YOU CAN SEND ME FLOWERS |
7. | BIG MAMA |
8. | BOTTLE OPENER |
EC. | GOLD ON MY SHOULDER |