ギター界、ベース界を代表するトップランナーが遂に出会う。ラリー・カールトンとリチャード・ボナのコラボレーションだ。カールトンはジャコ・パストリアスやスタンリー・クラークら数々の名ベーシストと共演盤を残し、ボナはマイク・スターンやパット・メセニーら名ギタリストのグループに在籍経験があるものの、両者の共演は今回が世界で初めて。ブルースをこよなく愛するラリー、“地球市民”を自認し独自のワールド・ミュージックを探求するボナ。演奏レパートリーは、両者の代表曲を中心に構成される予定だ。類まれなテクニックとセンスを持つふたりが、どんな“音の会話”を繰り広げるのか。一瞬も見逃せないステージになるはずだ。
LARRY CARLTON with special guest RICHARD BONA
ラリー・カールトン with special guest リチャード・ボナ
¥12,000(税込)
▼本公演は通常の公演時とは座席/シート名が一部異なります
カクテル名
RICH CARLTON
ボンベイ・サファイアでつくるジントニックに、マンゴー、ペッパーをプラスした印象的な味わい。世界初となる二人のプレミアム・セッションからイメージした一杯をお楽しみください。
(Bartender:Kousuke Igarashi)
★PROFILE: ラリー・カールトン リチャード・ボナ
1948年米国カリフォルニア州生まれ。6歳からギターを始め、’68年にアルバム・デビュー。’71年から’76年にかけてはザ・クルセイダーズのメンバーとしても活動し、‘78年に名曲「ルーム335」を含む代表作『夜の彷徨(さまよい)』をリリース。’97年から2010年にかけてはフォープレイでも演奏した。これまで30種を超えるソロ・アルバムを発表し、4度グラミーを受賞(’81、’87、2001、2010年)。屈指のセッション・ギタリストとしても知られ、スティーリー・ダン『ガウチョ』、ジョニ・ミッチェル『逃避行』、クリストファー・クロス『南から来た男』、マリーナ・ショウ『フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ』、マイケル・ジャクソン『オフ・ザ・ウォール』など数々の名盤に貢献している。近作は松本孝弘との共演盤でグラミーに輝いた『Take Your Pick』、新録を含むコンピレーション・アルバム『Four Hands and a Heart, Volume One』。
1967年カメルーン共和国生まれ。音楽一家に育ち、4歳でバラフォン(アフリカの木琴)演奏を開始。5歳から村の教会で歌うようになり、11歳の時にギターを習い始めた。その後ジャコ・パストリアスのレコード『ジャコ・パストリアスの肖像』に感銘を受け、ベーシストとしての活動を開始。22歳でデュッセルドルフに移住し、間もなく拠点をパリに変更。マヌ・ディバンゴ、サリフ・ケイタらと共演後、’95年N.Y.に移住した。ハリー・ベラフォンテの音楽監督、ジョー・ザヴィヌルの“ザヴィヌル・シンジケート”を経て、2001年にはマイク・スターン、2002年にはパット・メセニーのグループに参加(『Speaking of Now』でグラミー賞獲得)。近年はアフリカ音楽とキューバ音楽を融合したプロジェクト“マンデカン・クバーノ”での活動も多い。ソロ・アルバムは『Scenes from My Life』(’99年)から『Heritage』(2016年)まで計9作をリリースしている。